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怒らない性格【心の姿勢美人への道~心のストレッチ】258日目
- 心の健康に関するコラム
- 2019.07.26
ヨガインストラクターの友達や、ヨガを通して知り合う方々は、割と穏やかな方が多いのですが
その人たちからも「美宅さん怒ることはないんですか?」と特に落ち着いているように見られます。
自分では普通だと思って生活していることが、人から見ると違うことって、面白いですね。
小学校に勤めていた時は、子供を毎日叱らなければなりませんでした。
叱ることと怒ることは違うと分かっていても、やはりエネルギーを使いますし
「本当は怒鳴らない賢い方法で、子供の心に訴えかけることができるはず」と思いつつも
そこまで考える余裕がなく、とりあえず大声を出していて疲れてしまったというのが本音です。
とにかく怒らなければ(叱らなければ)ならない状況がストレスだったので、
そこはもともと心穏やかに過ごしたい自分の性格には合わないと感じていました。
スポーツクラブに勤めている時は、叱るストレスはありませんでしたが、
お客様の中にはちょっとしたことが気になって怒る方が時々いらっしゃいました。
そういう方々に対応するのは苦手ではありませんでした。
逆にそうして怒る心理を勉強させてもらい、どう考えたら気にならず穏やかでいられるのかを
学ぶ機会にもなりました。
スポーツクラブ側の制度の変更は、一部のお客様にとっては一見不利に感じる場合があるので
怒る方もいるのですが、それを説明する時に、
「こういう経緯があって制度を変更することになりました。より多くの方に快適にクラブを利用していただくために
現時点で出した答えですが、まずはスタートしてみないと分からない部分がありますからね。
それでしばらくやってみて、不都合が多ければもしかしたらまた変わることもあるかもしれませんよね。
こう工夫してみたらいかがですか。それでだめだったらこういう手もあります。
大丈夫ですよ(^_-)」
といったように、割と柔軟かつ楽観的にとらえていることをお伝えします。
クラブの制度のお話に限らず、レッスンの中で様々なことをこうお伝えしていると
お客様もリラックスしてきます。
普段の私は確かに怒ることは少ないようですが、心に怒る気持ちが湧く時は
・心にゆとりがない
・自分の心を磨けていない
という時なので、自分を振り返るきっかけになります。
自分の心が出来事を引き寄せますからね。。というわけで、
「そうだ、人間を大きく磨くんだった、
生活のやることをきちんとやって心を整頓してゆとりを取り戻そう」
などと自分の行動を変えていきます。
また、怒っていてもいいことは一つもないので、それを思うと
「無駄はやめた、
起こったことのいい部分、良かった部分を探してみよう」
と見方を変えるかな。