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骨盤底をしめる。

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2011.12.08

☆骨盤底をしめる☆

 

これは去年に繰り返しブログで載せていたことと似ているのですが、骨盤底の引き締めのお話です。

 

固い椅子に長時間座った時に痛くなるお尻の骨を「座骨」といいます。
ズボンのファスナーの下端、股の前の骨が恥骨(結合)です。

 

骨盤の底には座骨ー尾骨ー恥骨の間を筋肉のハンモックがあり、内臓を下から支えています。
そこを締めることによって内臓のゆるみや下垂を防ぐだけでなく、股関節の安定と下半身の引き締め、腰痛予防など広く効果があります。

 

正確には締めたり緩めたりができる弾力性があるということです。

 

大きな筋肉と違って意識しにくい部分ではありますが、排泄のコントロールと近い部分でもあるので、意識で締めることができます。

 

左右の座骨の内側を寄せながら、恥骨の方へ引き寄せていきます。

座骨と恥骨の作る三角形を、恥骨の方へと小さな三角形にしていくイメージです。

 

尾骨はかかとの方に向かって引き下げます。
恥骨をジッパーのように引き上げます。
下腹が引き締まり、内股を閉じやすくなり、ウエストが締まり、背骨が伸びます。

 

前回O脚と膝頭の話を書きましたが、脚を閉じる時に座骨を寄せ、骨盤底から引き寄せると、膝が前を向いて脚をまっすぐにしたまま閉じやすくなります。

 

膝だけをつけようとするとももの前など余分な大きな筋肉に力が入って張ったり、膝や足首に負荷がかかってしまいます。

 

文章だけだと伝わり方がもどかしいですが、色々な面からお伝えまた折に触れてお伝えしていきたいと思います。

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