コラム
column
心のモヤモヤとの付き合い方
- 心の健康に関するコラム
- 2011.11.16
☆心のもやもやとの付き合い方☆
以前の記事で、心のもやもやを感じてその居場所を与えてあげるということを書きましたが、何かもやもやと漠然としたストレス・言葉で説明するのが難しい感覚など感じた時、どうするかというお話です。
アン・ワイザー・コーネル博士によると
★頭で考えて理屈に走る前に、体の感覚を大切に感じ取る。
★もやもやを無視したり排除しようとしたりねじ曲げたりせず、ありのままでいい。
★軽んじたり恐れたりするより、好奇心を持って扱うつもりで。
★一つの感情は私の一部であって全てではないので、「私の一部がそう感じている」という姿勢でいる。
ことが自分と適度な距離を持って理解する上で必要です。
また、自分は「こういう人間」と一言で表せるものではないし、分かりやすい面もあれば奥に息を潜めている自分もいます。
自分が感じている感覚・分かりにくい引っ込み思案な自分とじっと一緒に居てあげます。
今まで気づかなかった面も含めて大きく包み込むようなつもりで自分の心を認めてあげます。
もやもやを自分の心から取り出して、隣に座らせてみるイメージで、よく見える距離を取ります。
また、ある時ふとクリアに見えてふに落ちるタイミングもありますから、一旦もやもやを保存しておくももいいですね。ビンに入れたり引き出しにしまったりするイメージで。
見えて来るのを急がないで、慌てないで、待ってみます。
待てるということは、相手を信頼していることでもありますから、自分で自分の中の気持ちも信頼します。
ヨガでもそんなことを言う時がありますね。
そんな自分の状態を自分で共感し、理屈や常識で裁かず、ありのままを受け止め、感じる…自分が人に一番してもらいたいことですね。自分の心をカウンセリングできるのです。