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『甘いものは脳に悪い』笠井奈津子【生活改善日記】368日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
表題の本を読みました。しばらく読み進めてから、以前も読んだことがあることに気づきました
二度三度と読むうちに、頭に刻まれるのですね
現在は、とにかく経済優先ですから、世の中に新しい食べ物を次々と消費してもらうためには、食べても低カロリーであることを表示せざるをえません。
好きなだけ食べても飲んでも太らないということを言いたいわけです。
いくら低カロリーでも、それを摂取すると、低カロリーにするために加えた添加物の影響で、酵素の働きが阻害されてしまいます。
それによって代謝が落ち、太りやすくなってしまうのです。
飽食で育った世代は、「はまる食べ物」「癖になる食べ物」があります。
それは、食べて元気になるというよりも、嗜好優先の意味合いが強く、体調が良くなることにあまり結びついていません。
逆に、食べると決まって食べ疲れしたり、体がだるくなったりする料理でも、好物でよく食べるという人が多いのです。
欠乏の記憶によってもたらされている食習慣は、本人にはなかなか自覚できないということです。
なぜこれが好きなのだろうと自問自答して、こだわりのもとを解き明かしていくことです。
ストレスを感じている時は、塩分や糖分の多い食べ物よりビタミンCを摂ろうと思うようにしてほしいです。
一晩徹夜をした集団と、そうでない集団では、一晩徹夜した方が、不快な感情が60%増しで起こりやすいという実験データがあります。
スタミナだと思って食べたのに、脂肪の摂り過ぎや糖質の摂り過ぎがかえって疲れを生み、なおさら翌日の体調を崩しかねないのです。
実はさっぱりとした食べ物が疲労回復効果があります。
空腹時に糖分を取ると、血糖値が急上昇することによって、脳に高揚感が生まれ、さらに甘いものを求めるようになります。
糖分を過剰に摂取すると、ハイテンションになったりイライラしたり、感情の起伏が激しくなったりします。