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食べたものはしっかりと吸収されている。体の驚くべき働き【生活改善日記】419日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
つくしを摘みました。
食べたものが出てくるのはほんの5~10%
便の話です。
「便は食べ物のカス」というイメージがあります。
過食の時、たくさん食べて
私は吐けないタイプだったので
とにかく下剤を飲んで出そうとする方で
「食べても出せば、ある程度大丈夫かな」
なんて思っていましたが
体重はやっぱり増えます。
便のうち、食べ物のカスは
たった5~10%だそうです。
昨日は桜並木をドライブし
水分、腸壁や腸内細菌の死骸で90~95%
胃や胆のう、すい臓から出る消化液は一日6リットル
それに唾液と食物を加えて一日9リットルと言われています。
食べたものはしっかりと消化されて液体になり、
小腸に流れ込んだこの9リットルのうち、
何と7リットルは栄養としてしっかり吸収されます
食べたものはしっかりと身になる
そして、大腸に進んだ2リットルが、
食物のカスに水分を吸い取られて固まって
便になっていくのだそうです。
桜の撮影でした
その食物のカスとは、
食物繊維など、人間が消化吸収できないものです。
食物繊維が大切なわけが分かりますね。
腸壁は早いサイクルで生まれ変わり
はがれ落ちて便の一部になります。
早い細胞は1~2日で生まれ変わります。
腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)も
役目を終えると便になるのですね。
それらがしかも90%以上とは
食物を効率よく体に取り込み
健康に保つために、
ものすごくたくさんの細胞たちが働いて
死骸になっているわけで
感謝の気持ちが湧いてきそうです