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《疲労回復・デトックス》つまむ・引っ張る!意外なコリ流しケア【動画付き】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.06.01
《疲労回復・デトックス》つまむ・引っ張る!意外なコリ流しケア【動画付き】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
筋肉が張った、凝った、疲れたと感じる時、皆さんはどうしますか?
マッサージをしたり、筋肉を押すなど圧迫を加えることが多いのではないかと思います。
今回は、押したりもんだりするのではなく、つまんで引っ張る方法で、疲労回復・コリ流しをする方法について
動画を交えてお伝えします。
●なぜ、押すのではなく引っ張るの?
ツボ押しに代表されるように、あるポイントを押すと、その場所や反射区の血流が良くなると言われています。
筋肉を押したりもんだりと刺激することで、固まっていた筋肉がほぐれて血流が良くなり、疲労物質が流れるという考え方です。
一方、例えばタイツやウェットスーツを着ていたとして、それがきつい時は、つまんで引っ張りますね。
すると、つまんで引っ張った下にできた空間の圧力が下がって、圧迫されて通りにくくなっていた血液が通りやすくなります。
筋肉が凝っている状態とは、筋肉の張りが血管を圧迫して、巡りが悪くなっている状態でもあるので
押すよりも引っ張ることで、血管の圧迫を解放して血流をよくしようという考え方です。
●つまむ・引っ張るマッサージのやり方
それでは、つまむ・引っ張る方法で、血流を促す方法をご紹介します。
コリを感じる部分の皮膚・もしくは筋肉よりも表層の脂肪部分までをつまんで、引っ張ってみます。
癒着のためつまみにくかったり、痛みを感じる場合もあります。
もし、痛くて皮膚が赤くなった場合、それは毛細血管の内出血です。
毛細血管から血液が出て、それがまた毛細血管に戻る(赤みが引く)時に、疲労物質を一緒に回収してくれるので
爪で傷をつけるのでなければ、赤みが出ても心配はいりません。
また、あえて筋繊維と垂直な方向(つまみにくい方向)でつかむのも、おすすめです。
つまんでいるうちに、ポカポカと血流が良くなるのを実感するでしょう。
鍼治療などもそうですが、刺激や痛みがあると、脳が『その部分の血流を良くするように』指令を出すので
流れが良くなります。
それでは、動画で確認してみましょう。
いかがでしたか?
シンプル・簡単なマッサージ方法です。つまんで引っ張る、新鮮な感覚を味わってみて下さい。
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