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【ストレス胃腸】胃腸の調子を整えるリラックス呼吸法3選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.03.07
【ストレス胃腸】胃腸の調子を整えるリラックス呼吸法3選【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
ストレスで、便秘や腹痛など胃腸の調子が悪くなった経験はありませんか?
胃腸の動きは、意志とは関係なく働く「自律神経」に支配されているので、不調になりたくなくても、ストレスに影響を受けてしまうことがよくあります。
しかし、呼吸をコントロールする「呼吸法」によって、自律神経=胃腸の働きを無理なく整えることができます。
今回は、そうした呼吸法を3種類、動画付きでご紹介致します。
▼目次
① 胃腸の調子を整える副交感神経
② 副交感神経を整える呼吸法3つ
③ 呼吸法のメリット
① 胃腸の調子を整える副交感神経
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
-交感神経は、私達の心身が活動的になる時に働いている神経で
筋肉に優先的に血液を送り、心臓をドキドキさせ、血圧を上げます。
-一方副交感神経は、心身がリラックスする時に働いている神経で
疲労を回復させるため、胃腸に優先的に血液を送り、消化吸収を促します。
ですから、強いストレスに一時的に対処するためには交感神経が優位になるのですが、それだと胃腸の血流が少なくなるので
交感神経が優位な状態が長く続くと、胃腸の不調が起こりやすくなると言えます。
② 副交感神経を整える呼吸法3つ
【丹田呼吸】
胸に大きく息を吸って止めます。
息を止めたまま、胸に溜めた空気を下腹(丹田)へ落とすようにします。
息が苦しくなる手前で、鼻から息を吐き出します。
【細く長く吐く】
顔の前にティッシュペーパーをぶら下げているイメージで、ティッシュペーパーが揺れないように、細く長く時間をかけて鼻から息を吐ききります。
※細く長くゆっくり吐く息の時に、副交感神経が刺激されます。
【腹式呼吸】
息をすべて吐ききった時に、お腹を凹ませる力が入っていることを感じます。
そのお腹の力を抜くと、自然とお腹がゆるんで膨らみます。
たっぷりお腹を膨らませて息を吸った後、ゆっくりと息を吐き出し、最初から繰り返します。
動画で見てみましょう。
③ 呼吸法のメリット
呼吸法は、いつでもどこでも、特別な道具も要らずにできて
直接自律神経に働きかけることができます。
日常生活に取り入れて、胃腸の不調予防にお役立て下さい。
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