コラム
column
自然のサイクルと人間
- 心の健康に関するコラム
- 2012.03.28
天気や季節、月の満ち欠けに人間は心理的にも生理的にも影響を受けています。
雨の日は「体全体が重い、湿気を吸ったように。冷えるし水分の滞りでむくむ。」という傾向があります。
どんよりした天気の時は朝から日の光の量が少なく、自律神経のスイッチの切り替わりがイマイチなので、活動的になれない経験もあるでしょう。
日射量が少ない国にはうつの発症が多いというデータが明らかにあります。
季節的には実は春が一番日本人の体は不安定です。
冬に溜め込んだものをデトックスする時期で、風邪や熱を出したり、アレルギー症状が出たり、骨盤や頭蓋骨が広がってぼんやりしがちと言われています。
月の満ち欠けで言うと、新月から満月に向かう時期は吸引力が増し、心身共に吸収モードに近づくので、人との交流に適しています。
満月から新月に向かう時期は月の吸引影響力は減り、体内からも排出する力が増大します。浄化し、要らないものを削ぎ、リラックスして静かに自分を振り返るのに適しています。
新月は全てが新しく始まる日、ととらえるむきもあります。
人間も大自然の一部と考えるヨガでは、月の満ち欠けを感じながら自然の働きに感謝をしながらヨガをすることができます。