コラム
column
『パニック障害?と思ったら』酒井 充 箸
- 心の健康に関するコラム
- 2012.07.28
という本を読みました。パニック障害なんですという相談を受けることが度々あるため、私の患った病気をどう違うのかなと思い、気軽に手に取った本。
これがまた、素晴らしい内容でした。
パニック障害に限らず、身体症状が出るが検査しても異常はなく、不安と緊張の強い状態全般を扱った内容で、カウンセリングとボディワークを併用して成果を上げている心理教育研究所の本でした。
詳しくはまた記事にしますが、心の病気で身体症状が出ている人や、その周囲の方々には希望になるのでおすすめです。
身体症状が出て不安に苛まれ続けるうちに、身体はこわばり、仰向けやうつぶせで寝られないほどにカチカチになってしまうようです。
それをイメージ方法や呼吸法を使ったボディワークでほどき、カウンセリングで状況を整理していくのです。
まさに、ヨガクラスで行おうとしていることと同じだったので、感激してしまいました。
「ヨガに出ているお陰で、虚弱だった私が病気が気にならないくらい心身共に元気になったんですよ!」
という感想を伺ったばかりでした。
ヨガはきわめて個人的なボディワークです。
自分の体感や主観を大切にし、自ら気づき自ら癒されていきます。
かといって自分一人ではなかなかその世界に入って行きにくいので、インストラクターの誘導に身を委ねながら自分の世界に入っていきます。
しかし、マッサージを受けるのと違って能動的に、自分の意志と力で行うものです。
それが心理療法と共通しています。
今日は時間が足りずここまで(^O^)
突っ込んだ内容はまた、お楽しみに。