コラム
column
見た目より内面ですか?!
- 心の健康に関するコラム
- 2012.08.28
こんにちは!ようこそヨガレッスンへ。月曜日は大きなスタジオで4時間インカムマイクを頭につけ、髪型をアップスタイルにしていたら頭が痛くなってしまった美宅玲子です。髪型は重要ですね。
日曜日の夜、インストラクター女子会を企画しておしゃべりを楽しんでいました。
ドゥスポーツは歴史が古く、理念がしっかりしているので、採用されるインストラクターも心根のいい方々…恵まれた環境に感謝しています。
「本当に人柄が魅力的だよね。だからお客様がレッスンを楽しみに来るんだと思うな。」
と私があるインストラクターに言ったら、彼女は
「私にはそれしかないからさ。」
と言いました。
それしかって、人柄や人間性が一番大事だよ。
内容がいいことをしていても、伝え方がまずいと伝わらないし、伝え方が良くてもその人の人間性や心がけがいまいちであれば魅力は伝わりません。
見た目がいくら良くても、その人が思いやりに欠けていると魅力的とは言えません。
どんなに稼いで物質的に満たされているように見えても、その人の心が満たされたり美しかったり余裕があったりするとは限りません。
そんな実感を色々してきました。
中学の時、「みたさんは何でもできるね。できないことはあるの?雲の上の人だよ。」と言われていました。
勉強、運動、部活、委員会委員長、合唱コンクールでのピアノ伴奏、文集のイラストまで何でも完璧を目指して取り組んでいました。
でも、ひとつだけ人に言えない深い不安というか悩みがありました。
自分という人間の人間性です。
「お友達は、私が勉強ができたりクラスでリーダーシップを取ったり、色々なことができるという『能力』に引き付けられて一緒にいてくれるのではないか。
私にその能力がなかったとしたら、私は魅力がないのではないか。お友達は去ってしまうのではないか。
何はなくとも人間としての魅力や心の良さ優しさが一番大切なのではないか。」
ぜいたくな悩みですが、私は心が大事だということを薄々感じていたのです。
人間関係を結ぶ力や、何もかもはぎとった自分という人間に自信がなかったのですね。
今は「そのままの自分で魅力的な所があるんだ」ということと、
「だからと言って怠けているわけでなく、自分を磨き人のために働き続けることで、輝きが増すんだ」と思っています。
そのままで大丈夫。
希望に向かい続けるかぎり。