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心の平安を感じるのはどんな時?私がひとりを好むわけ【心の姿勢美人への道~心のストレッチ】701日目
- 心の健康に関するコラム
- 2019.07.26
■のんびり幸せ
昨日からお正月休みに入り
マイペースでゆっくりできる幸せを
感じています。
人と一緒にいる時は
たくさん愛をもらえるし
それはそれで幸せなのだけど
1人で静かにしている時の
心の平安が何とも言えず
私には大切です
■世間的な目
物心つくころから
「お友達と仲良く」
「あなたは協調性がないね」
と言われて育っているせいか
『たくさんの人に囲まれて
楽しくしていられなければいけない』
『人に合わせることが
苦であってはいけない』
という考え方が
自分を縛ってきたように思います。
人と一緒にわいわいすることが
一番幸せという人もいるし
人に合わせて喜ぶ顔を見るのが
幸せという人ももちろんいると思います。
私が病気で思うように動けなかった時に
助けてくれた人たちのおかげで
気づいたこともたくさんあります。
■1人が幸せなのは
その上で、やっぱり
1人でいると幸せだなぁと思うのは
小さなころから
人と比べることで
苦しんできました。
「仲間に入れて」と言えない。
自己主張ができない。
学校は何で順位とかつけるんだろう。
気づけば、
絵を描いたり自分の世界で探検ごっこしたり
大きくなってからは
ピアノを弾いたり
陸上の練習に没頭したり
散歩をして絵を描いたり
そうして一人夢中になることが
平安な時間でした。
人間関係は
つい過敏になって
『嫌がられているのではないか』と心が揺れるので
落ち着かず、左右されてしまうので
コントロールのできない『人』よりも
勉強や読書、仕事など
1人黙々とできて
努力を裏切らない
コントロールの効く『もの』に向かうように
なりました。
『自分がコントロールできる』
ということは、心の平安になります。
摂食障害も、拒食の場合
食べないことで体重を自分でコントロールできるという
有能感を得たいという
それに近いものがあります。
そういった経緯からも
1人でゆっくりして
心の波がない時
何とも言えない幸せを
感じる気がします
■自分が変わる
とはいえ、
やっぱりこの傷つきやすい心は
何とかしたい
人は変えられませんが
自分は変えられるのだから。
一人でいることの幸せは
後ろめたくなくなりました。
人といる時に
自分の心が左右されないように
自分が変わったら
また幸せ観も変わってくるかもしれないな。