国立・国分寺のヨガ教室は「Repure BODY」

コラム

column

当たり前を疑う

多様な志向や生き方が広く認知されるようになった今でも

女性誌では可愛らしい女優が表紙を飾り

こうすれば男性にキャッチしてもらえる

女性らしい体型・見た目になるには

（女性は女性らしい見た目になって、男性に好まれることが幸せの前提である）

無言の前提があります。

先日、会って間もない年上の女性から

「彼氏がいないなんて、もったいないわね。

でも、いつ何があるか分からないからね。

私は結婚式の仕事をしているから、お手伝いしたいわ。」

と言われました。

結婚していない魅力的な女性は、彼氏がいるのが普通である

女性は皆、彼氏が欲しいと思っている

女性は皆、結婚したいと思っている

これが彼女のセリフの無言の前提です。

でもこの前提は、当てはまらない場合もあります。

私も、以前は知らないうちに周りに合わせて

前提を自分に当てはめていました。

でも、色々試してみるうちに

前提に当てはまらないことが、どんどん浮き彫りになってきました。

昔から私は、女性らしさは求めていなかったし

そんな自分を偽りたくはなかったし

なぜ、男女がペアにならなければいけないんだろうと、思ったし

ペアになっている自分は、どうも自分らしくない

家族を作るというのは、気持ち悪い

そういうことを、ずいぶん前から体で感じていたことが

思い出されてきました。

男だから女だからではなくて

今この仕事が好きで、この生活が好きで

夢中で楽しく生きているこの状態が、自分らしい。

そんな風に思っています。

もっと多様性が当たり前になる世の中に、

きっとなると思います。