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危険な姿勢の整え方、効果的な姿勢の整え方。【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1397日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
無理に形を真似るポーズは危険
ヨガのポーズは、普段運動やストレッチをしていない一般人が取るには無理があるポーズがたくさんあります。
正しい形のポーズを取ることは、確かに大切ですが
形の違うものを無理やり別の型に押し込めるような動きは危険です。
ポーズを修正する時も、
手はこちら、つま先の向きはこちら、骨盤の傾きはこう、などと
パーツをばらばらに修正するのは危ない。
その人の筋肉の柔軟性もあって、全体としてその人なりのバランスが取れた姿勢になっていることがほとんどなので、
身体の一部をクイッと曲げてしまったりすると
その衝撃は大きく、一部に集中してケガをしてしまったり
一部ではおさまらず、ひずみが伝染して全身のバランスが崩れて不調になってしまったりします
姿勢もそうですが、
外から見た形だけを追って、部分的に修正するのではなく、
イメージも使いながら、身体の中心からバランスを取りつつ変えていくのがいい。
イメージを使うと、細かいインナーマッスルが自動的に働いてくれます。
「つま先を外に向けて」よりも「太ももの付け根からゴルフクラブをくるりと外にねじるように、太ももの骨を回転させる」の方がいい。
「背筋を伸ばして」よりも「天の中心と地球の中心を結んで立って」の方がリラックスして立てる。