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「鍛える」から「メンテナンス」へ~ピラティスで「身体のメンテナンス」【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1782日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
「鍛える」から「メンテナンス」へ
筋肉は、鍛えて強くして
身体を支えられるように、維持する
イメージがあるかも知れません。
もちろんそれも大切です。
しかし、写真のピラティスのエクササイズ(レッグサークル)を行う時に言うのは
「これは、脚の筋肉を使って、鍛えたいわけではありません。
脚の筋肉をできるだけリラックスさせて
体幹の筋肉を使って、脚をごく小さく動かすことで
股関節は油を差したようにスムーズになり
ももの筋肉もスムーズにスライドできるようにして
鍛えるより、関節や筋肉のメンテナンス・チューニング
をしているイメージです。」
油を差しておけば、錆び付きを防ぎ
自転車もクルクルと快適にこぐことができます。
関節や筋肉がギシギシした状態(滑りが滑らかでない状態)で筋肉を鍛えても
自転車の走りはペダルが重いまま、無理やり馬力でこいでいるようなものです。
メンテナンスは大切ですね。
鍛えて増強している人はその分、錆びや老廃物も出ます。
アウターの筋肉をリラックスさせて
クルクルとスムーズに動かせる状態を作ることが
錆びを落とし、老廃物を流してくれます。
そういった意識をしながらトレーニングをすると
疲れずに長く、身体を使えるのではないでしょうか。