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ロコモティブシンドローム

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2011.11.11

メタボリックシンドロームいう言葉は浸透しましたが、ロコモティブシンドロームという言葉は耳にしたことがありますか。

ロコモティブシンドロームとは、「ロコモティブシンドロームとは、主に加齢による運動器の障害のため、

移動能力の低下をきたして、要介護となる危険の高い状態」と指しています。

足腰が弱ったな…と感じることはありますか。

 

「廃用症候群」といって、体は使われないことによってますます使えない状態に退化していきます。

リハビリは、動かして動かせる状態へ持っていく手段ですね。

 

廃用症候群は、筋肉・関節・骨・心臓・肺・脳に起こり、運動不足等で筋肉が委縮するとロコモティブシンドローム、関節だと変型が起こり、骨では骨粗鬆症、脳だと認知症などが発症する可能性があります。

心臓や肺など、生きる上で不可欠な臓器も弱ってしまうのは衝撃ですね。

 

人と会わなかったり毎日パソコンとにらめっこする時間の方が長いと、表情を使う機会が減って、表情筋が衰えたり笑顔がひきつったりしゃべっていると顔が疲れたりする、というのもその一種ですよね。

 

「生きる」とは、心臓や呼吸をはじめとして「動」くということとイコールです。

動かさないことは生き物として不自然な状態で、老化を早めてしまいます。(動かしすぎも活性酸素を過剰に生み老化を早めると言われますが)

 

心を体を脳を適度に活性化してバランスよく動かし生きる…健康のカギですね。

 

次のブログで三つ股ソックスのことを書きます。

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