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うっかり腰や首を痛めないために注意!家でゆっくり本を読んだりスマホ・ゲームなどをする時の姿勢
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2020.03.29
うっかり腰や首を痛めないために注意!家でゆっくり本を読んだり、スマホ・ゲームなどをする時の姿勢【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】2175日目
寝た姿勢で頭を持ち上げる時の注意
自宅でのんびりする生活を送っている方が増えていることと思います。
ベッドや布団に寝転がって、本を読んだりスマホを見たり
ということをする場合もあると思います。
その体勢が、実は非常に首や腰への負担になっていることがあります。
これは、ピラティスのエクササイズですが
仰向けから上体を少し起こしていますね。
ピラティスでは、こうして頭から背骨を丸めて起こすことがよくあります。
これは、腹筋を正しく使い、フォームに気をつけているから可能なのであって
例えば、ベッドの上で本を読むために少し頭を起こしたり
高い枕を使ったりすると、首を痛めることがあります
枕を使わない場合、ほんの少しだけ頭を浮かせた状態というのが
重たい頭に重力が垂直にかかり、非常に苦しい体勢なのです。
お腹を引き締めて腰を床に押し付け
背骨を均等に丸めて、頭を十分に起こせるなら
安全で効果的なエクササイズになります
それから、こちらはヨガのポーズですが
うつ伏せの体勢から、肘をついて上体を反らせる体勢で
本を読んだりゲームをしたり、という方もいるのではないかと思います。
このポーズは、比較的短時間
お腹やももの表、奥の腸腰筋を伸ばして
普段硬くなりがちな表側の筋肉に刺激を与えているからいいのであって
本を読んだりゲームをするなど、長時間この体勢を取り続けるのは
腰を必要以上に縮め続けることになってしまい、痛める可能性があります
この体勢を取るなら、お腹や胸の下に毛布を畳んで入れて
それでも短時間にとどめることをお勧めします。
ヨガやピラティスが、体にいい影響を与えているのは
一定の条件があるからだということも、分かると思います