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秋冬☆マクロビオティックの考え方

  • 食に関するコラム
  • 2011.11.15

☆マクロビオティック的☆秋と冬の考え方☆

秋は実りの季節。植物のエネルギーは内へと向かって種子となります。葉っぱは収縮して色づき、枯れていきます。

同じように人間もエネルギーが内に向かい始め、エネルギーを蓄えるために食欲が増してきます。

 

 

身体を動かして代謝を上げることで、収縮・溜め込みと拡散・発散のバランスを取りましょう♪

また秋においしい果物も糖分が多く、全般的に身体を冷やすので、ほどほどにします。

 

 

秋も冬も火を通してコクのある味わいを楽しみながら陽性さを取り入れ、体を温めます。

陽性の食べ物を中心にしつつも、極端にならないように、代謝を促す陰性の食べ物も少しずつ取り入れます。

 

 

鍋物で言うと、人参やごぼうなどの根菜や春菊は陽性寄り、芋や大根、その他の葉もの野菜は陰性です。陰性のものも温めると陽性さを含み、それにきのこや大豆など多種類の食材を用意してバランスを取ります。

 

 

陽性とは収縮していくエネルギー。動的で熱いもの。

陰性とは拡散していくエネルギー。静的で冷たいもの。

 

 

それを人間にあてはめて、寒くなり静的で冷たくなりがちな状態に陽性を取り入れたり、かといって陽性過ぎると体がカチカチに締まりすぎてしまうので、陰性も取り込んで緩まる・伸びる要素とのバランスを取って伸縮性を保ち、代謝を促すようにすると考えます。

 

 

東洋学はこのように例えを使ったり自然と人間を広くくくって見たりするので、これが絶対というわけではないけれど、夢があって面白いですよね。

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