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股関節を開くコツ「柔軟性アップ」のためのヒント5選!【動画付き】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.06.11

股関節を開くコツ「柔軟性アップ」のためのヒント5選!【動画付き】

こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

今回のコラムでは、足裏を合わせて座るヨガのポーズ「合せきのポーズ」を取りやすくするためのヒント集を、動画つきでお届けします。

股関節が開けるようになりたいと、このポーズを目指している方は多くいらっしゃると思います。5つに分けてエクササイズやヒントを紹介します。

 

●股関節を柔らかくするコツ・その1:筋肉をリラックスさせる

体を柔らかくするポイントの一つは、筋肉をリラックスさせることです。

ポーズを取る時、つい頑張って力が入ってしまう方がいると思います。

合せきのポーズの脚の形を作り、両手で膝を外側から持ち上げて、離します。これを繰り返すうちに、ももや股関節周りの筋肉がゆるみ、リラックスしてきます。

 

●股関節を開くコツ・その2:股関節を開く筋肉(拮抗筋)を鍛える

一般的に、ストレッチでは、硬い筋肉(脚を閉じる筋肉)を伸ばすように体を押していることが多いと思いますが、その逆で

どの筋肉にも必ず逆の働きをする筋肉(拮抗筋)があるので、その筋肉を鍛える方法です。

股関節を開きたいなら、閉じる筋肉をストレッチするのではなく、開く筋肉を鍛えるのです。

合せきのポーズなら、両膝を外側から手で閉じさせようとする力を加え、それに抵抗するように(股関節を開くように)筋肉を使って全力を出してから、ゆるめます。

 

 

動画でチェックしてみましょう。

いかがですか?とても簡単です。

 

●股関節の柔軟性に左右差がある場合

続いて、膝を開く高さに左右差がある場合のストレッチ方法についてです。

膝が高く、股関節が硬い側の筋肉は緊張しやすいため、上から押す刺激にはかえって緊張が高まってしまうことがあります。

そもそもなぜ膝が高く上がっているのかというと、普段の生活で、反対側の足腰に体重を掛けて立ったり座ったりする傾向があって

硬い側の足腰は浮き気味になっているためです。

ですから、ここでは合せきのポーズの脚を作ったら、硬くて高く膝が上がっている側に体重を掛け、ももを完全に床に着けておきます。

それと反対側の膝は高く浮きますが、気にせず少しずつ手で外へと開いていきます。こちら側は、もともと柔らかくリラックスしやすい方なので、押す刺激にも緊張しにくく、押して柔軟性を高めていきやすいのです。

 

●合せきのポーズへのスモールステップ

いきなり足裏を合わせて座る姿勢になるのはハードルが高い時は、あぐらから徐々に足を変化させてみましょう。

①右かかとを恥骨の前へ置き、右つま先のすぐ無効に左かかとが来るように置いて、足裏が恥骨の前に前後一直線に並ぶように置いて、前屈をしてみましょう。反対側でも同様に行います。

 

②右足の甲を左土踏まずに置き、骨盤から前屈します。足裏同士を合わせるよりも、股関節を開きやすくなります。反対側でも同様にストとレッチします。

 

その後、合せきのポーズを行ってみて下さい。股関節を開いた状態になじんできているので、柔軟性がアップしているでしょう。

 

動画でチェックしてみましょう。

いかがですか?一緒に行ってみて下さいね。

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