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《骨盤を立てる》楽に姿勢を改善する座り方【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.10.26

《骨盤を立てる》楽に姿勢を改善する座り方【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

座っていると、腰が丸くなって猫背になってしまう というお悩みをお持ちの方はいらっしゃいますか?

骨盤を立ててまっすぐ座ろうとすると、今度は腰が痛くなったり、疲れて続かなかったりしませんか?

今回は、お寺の座禅会でのお坊さんの話も交えながら、骨盤を立てて自然に座る方法をご紹介します。

 

●骨盤を立てて「まっすぐ」座るとは?

骨盤を立てるとは、どういう姿勢のことを言うのでしょうか。

硬い床に座った時に、ゴリゴリとお尻の下で当たる左右の骨「座骨」。

座骨を床に真上から置いて座ると、骨盤が垂直になり、背骨をまっすぐ伸ばすのが楽になります。

骨盤が後ろや前に倒れた状態では、背骨を自然に伸ばすことが難しく、筋肉が凝ったり疲れたりしてしまいます。

 

●骨盤を立てにくい人におすすめの「座布団」

とはいえ、床にあぐらをかいたり、椅子に座ったりする時に、骨盤を立てるのが苦手な方もいると思います。

お尻やももの裏側の筋肉が硬いと、骨盤を立てて座るのが大変です。

そんな時、役立つのが「座布団」です。クッションや厚めのタオルでもいいです。

 

お寺の座禅会に参加した時、お坊さんが座禅の座り方の話をしてくださいました。

通常、座禅を組む時は、高めの座布団を用意し、お尻の後ろの方に置いて座るのだそうです。

そうすると、骨盤が後ろに倒れがちな人でも、骨盤を垂直に立てて背骨を伸ばして座ることが楽になります。

 

骨盤が後ろに倒れがちな人は、座布団やクッション・厚めのタオルをお尻の後ろ半分に当たるように置いて座ることをおすすめします。

椅子に座っている場合も、後ろの背もたれに寄り掛かって腰が丸くなりがちな人は、お尻の後ろ半分にクッションが当たるように座ったり

椅子に深く腰掛けて、背もたれを使っても腰が丸まらないように工夫するといいでしょう。

 

 

●腰が丸まるとなぜ良くないか

骨盤が後ろに倒れたまま座っていると、腰椎・椎間板への負担が大きくなり、腰を痛めることがあります。

骨盤~背骨が自然なS字カーブを描きながら積み重なっていると、腰回りの筋肉がバランスよく使われ、痛めにくくなります。

動画と一緒に骨盤を立てて座る習慣づくりを、どうぞお試しください。

 

↓ヨガ・ピラティスレッスンでもやり方をお伝えしています。

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