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自分を癒す責任

  • 心の健康に関するコラム
  • 2011.11.20

☆子供の頃の自分と大人の自分☆

 

子供の頃は、家族という環境が全てで、それがどんなにつらいものであっても絶対的存在の大人には強く抵抗できないため、根深いトラウマになります。多かれ少なかれ誰でも抱えているものです。

 

トラウマを抱えて癒すことなく大人になり、常に生きづらさを感じている方も多いです。

自分で自分の心の傷に気づき、癒していくことが、その後の人生を豊かにするだけでなく、過去の記憶の意味も変え、周囲の人をも幸せにします。

 

問題なのは、自分の心の傷による行動で、次の世代にも同じ悪影響を与えてしまうことです。自分だけでなく周りの人達の人生も惨めにしてしまう可能性があるのです。

 

だからこそ、大人になって自分の人生を自分で選べることを知って、自分をいたわり自分を癒す「責任」があります。

 

 

巷にあふれているハウツー本やポジティブ本をなぞるだけでは、本当に自分の心の傷に向き合って癒していない場合偽りの平静さになります。所詮偽りなので、心の底にうずく怒りや恨みがジリジリと姿を現します。

それが自分自身や弱者に向けられると最悪な事態になってしまいます。

 

心の傷とは、自分の主観で判断します。

こんなこと、一般的には大したことではないと、周りの目を気にすると、萎縮してしまいます。

自分の心の声をよーく聞いて…

 

子供の頃、家族の中で「何か違和感」を感じつつも親が喜んでくれるために役割を演じたり自分を押し殺したりしていた(と言うと大げさに聞こえるかも知れませんが、小さなことでも)繰り返しが今にも根強く影響を及ぼしています。

 

それが本来の自分は存在してはならないという無意識の刷り込みとなって、周囲にとって都合のよい自分でいるうちに、「何か違う…」という生きづらさを感じたり、心の風邪を引いたりすることがあります。

 

慢性の肩コリや腰痛など、その人の身体の弱い所に身体症状として現れる場合もあります。

・心身症やトラブルが続き、なぜ?という疑問符が堂々巡りする

 

・何度も同じ症状やトラブルにぶつかる

 

・負のスパイラルから抜けられなくなる

思い当たるならば、それは表に現れる氷山の一角で、下に根源的な見捨てられ不安が眠っている可能性があるのです。

 

今、ここからその鎖を断ち切る、自分の人生を選び、幸せになる力と自由を持っている自分があるのです♪  

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