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【猫背→肩こり】になる6つの原因|姿勢改善エクササイズ【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2023.01.10

【猫背→肩こり】になる6つの原因|姿勢改善エクササイズ【動画あり】

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com

 

皆さんは、肩こりの自覚はありますか?中には気づかないうちに肩こりになっている場合もありますが

肩こりの原因の多くは「猫背」です。

猫背→肩こりになる理由も様々ありますが、今回は6つのパターンとその予防法をご紹介します。

 

▼目次

① 猫背→肩こりになる理由

② 猫背→肩こりになる6つの姿勢パターン

③ 猫背→肩こりを予防するエクササイズ

 

① 猫背→肩こりになる理由

猫背になると、肩や頭周りの背骨が本来より前にカーブして、その不自然な姿勢を支える(元に戻そうとする)ために

僧帽筋という、肩回りの筋肉が常に緊張した状態になります。

筋肉が疲れて老廃物が滞り、肩が凝ってしまいます。

それでは、猫背や僧帽筋の緊張で肩こりになる具体的な姿勢パターンを見てみましょう。

 

② 猫背→肩こりになる6つの姿勢パターン

【頭が前に出る】

頭が通常より前に出ることによって、肩が丸まり、重たい頭を支える(元に戻そうとする)僧帽筋が常に緊張するので

猫背→肩こりになります。

 

【前肩】

デスクワークやスマホを長時間持つなどして、腕を前に持ってくる時間が長くなるにつれ、両肩が通常より前に出たまま固まってしまった状態。

肩甲骨の間が離れ、胸の筋肉が縮み、背中が丸くなり、肩こりになります。

 

【巻き肩】

腕が根元から内ねじりになった状態。立って腕を下ろした時に、手のひらが後ろを向きます。

肩甲骨の間が離れ、胸の筋肉が縮み、背中が丸くなり、肩こりになります。

 

【骨盤後傾】

座った時などに、椅子に浅く腰かけ、背中を背もたれに寄りかかろうとする姿勢。

腰が丸くなり、バランスを取るために肩も丸くなって、肩こりだけでなく腰痛や自律神経の乱れにもつながる姿勢です。

 

【肩を上げ首をすくめるクセ】

無意識に、体を動かす時や、精神的に緊張した時などに、肩を上げて首をすくめる癖がある人がいます。

気を遣う、頑張り屋、だったりもします。そもそも猫背だと、肩は上がりやすいです。

 

【腕を上げる時に肩も一緒に上がる】

腕を上げる時に、本当は肩甲骨を下げたまま腕を動かすことができる(猫背でなければ)のですが

僧帽筋上部を緊張させて、肩甲骨も一緒に動かす癖があると、肩が凝ります。

 

③ 猫背→肩こりを予防するエクササイズ

それでは、上記の原因を見ながら、猫背から肩コリになるのを予防するためのエクササイズを行ってみましょう。

【頭が前に出ないように】

-後ろの壁に後頭部・肩甲骨・背中をつけているイメージ

-居眠りをして、頭が後ろに倒れる寸前のイメージ

を持ってみましょう。

 

【肩が前に出ないように】

肩甲骨同士を後ろへ引き、仙骨に向かって少し下げてみましょう。

 

【腕を外ねじりにしよう】

腕を根元から外にねじり、胸が開き肩が後ろへ引かれる感覚を覚えます。

そのまま歩く習慣をつけるのもいいでしょう。

 

【骨盤を立てる】

いすに座る場合は、坐骨を座面に垂直に立てて座ります。

座面に深く腰かけ、股関節が90度になる感覚をつかみます。

 

【耳と肩を離す】

-耳に長いイヤリングをして、肩につかないようにイメージしてみましょう。

-常に首周りに太いマフラーを巻ける空間を維持しています。

首のしわ予防にもなりますよ。

 

【肩甲骨を下げながら腕を上げる】

常に僧帽筋上部をリラックスさせながら、腕を持ち上げます。

肩に手を添えて、肩がリラックスして下がった状態かチェックをしながら、腕を上げる練習をしてみましょう。

 

動画でチェックしてみましょう。

いかがでしたか?思い当たる部分があったのではないでしょうか。

今日からひとつでも、思い出して実践できる修正法をどうぞお試しください。

 

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