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【ヨガが脳の休息になる理由】身体がほぐれるだけではない|ストレス解消・癒し【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.03.11
目次
【ヨガが脳の休息になる理由】身体がほぐれるだけではない|ストレス解消・癒し【動画あり】
著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
ヨガは、様々なポーズを通して体をほぐし、柔らかくするイメージが強いかもしれませんが
実は、脳の休息・ストレス解消・癒しにも役立っています。
今回は、ヨガが身体だけではなく脳の休息になる理由について、動画つきでご紹介いたします。
▼目次
① 脳が疲労するわけ
② ヨガが脳の休息になるわけ
③ 脳を休ませストレス解消をするヨガの実践
① 脳が疲労するわけ
私たちは普段、過去の後悔や未来の心配、自分自身への自己嫌悪や思い通りにならない他人への不満、実際はないけれと自分で考えたネガティブな妄想などによって、非常に忙しく働いています。
運動不足であればあるほど、脳は忙しく活動し、ヒートアップする傾向があります。
② ヨガが脳の休息になるわけ
ヨガでは、今自分のしている呼吸の様子に耳を傾けたり、伸びている身体の部分の感覚や重力の感覚など、刻々と変わる心身の状態をつぶさに観察しながら行います。
その時「今ここ」の自分の状態を感じることに意識が向いていて、心配や考え事など、実体のないことを考えるストレスは無くなっています。
脳にとっては「考える」ことではなくありのままを「感じる・観察する」ことが、心静かになり休息・癒しになります。
③ 脳を休ませストレス解消をするヨガの実践
では実際に、動画を通して脳を休ませるヨガの実践をしてみましょう。
【ガス抜きのポーズ】
仰向けに寝転がります。マット(床)についている体の部分を意識します。
重さ、場所、広さ、温かみ…呼吸の様子も観察します。
息を吸いながら、右ひざを両手で抱え、吐きながら胸の方へ引き寄せます。
膝や脚の重みがお腹に乗り、腰や背中がじわりと床に温かく広がる感覚を味わってみます。
呼吸で内臓がマッサージされる感覚はあるでしょうか。他には股関節の違和感などはありますか?
今感じていることは、すべて実体のある心身で起こっていることです。
息を吐きながら、手足を解放して床へ戻します。
解放感、血流が良くなった温かい感覚、呼吸がゆっくり深くなる変化など、ありのままに感じています。
動画で見てみましょう。
いかがでしたか?
身体を適度に動かし脳を休めることで、日ごろのストレスを解消し、心身共に健やかになる効果を実感できるでしょう。
ヨガやほかの運動・ウォーキングなどをする際も、今ここで起こっている感覚に耳を澄ませながら、脳の疲労回復を図るのに役立ててみてください。
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