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食生活の変遷と、無理せず健康になれる方法【生活改善日記】537日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
食事の変遷
環境や生活スタイル、仕事、年齢などによって
食習慣が変わってきます。
私は、大学生の頃まで実家にいたのですが
母親が栄養を考えた料理を追究するのが好きで
栄養あるヘルシー食を食べて過ごしました。
たまにアルバイトで出される出来あいのお弁当を食べたり、
コンビニで売っているようなお菓子を食べたりしても、
まずすぎて、積極的に食べようとは思いませんでした。
摂食障害になってからは、まずくでもなんでも関係なく食べるという風になり
大学の後半、卒論関係で遅くまで大学に残るときは特に
大学の自動販売機で売っている、美味しくもない菓子パンを食べたりしていました。
家にいるのが嫌で、外で食べることが少し新鮮に感じられた時期でした。
卒業して独り暮らしをしてからは、
小学校教員時代は給食があり、それなりに規則正しい生活をしていました。
食事は、家で食べ過ぎたり、ダイエットをしようとしたりを繰り返しました。
転職してスポーツクラブのスタッフになると、早番遅番、やや不規則になり
給食はないので、夕方までアイスとカロリーメイトだけで過ごすこともしばしばでしたが
子供の手前、しっかり食べなければいけないという縛りがなくなったのは、気楽でした。
朝、休憩時間、仕事上がりと、食べるタイミングは一応決まってきます。
フリーランスになると、さらに食事が自由になりました。
いつ、どこで、何を食べようとも
誰にも何も言われないという状況。
レッスンの拘束時間が短い割に、移動時間があるため外出時間は長く
レッスンを終える度にホッとして食べることも
レッスン前に中途半端に時間があり、緊張を和らげるために食べることも
よくあります。
人のためにご飯を用意することもありませんから、
食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ
食べられるという状態です。
忙しくなるにつれ、自炊欲(余裕)はなくなり、
過食も引きずっていたので、まずくてもとにかくたくさん食べたり
逆に食べない努力をしたりしていました。
年齢とともに、少しずつ過食や気持ちのアップダウンはなくなり
嗜好も変わりお菓子の割合が減り、ご飯の割合が増えたとはいえ
年々代謝は落ちているので、意識しないと太ります。
お客様で、自称『健康オタク』という人が何人もいます。
聞いていくと、年齢とともに体の不調と向き合い
その不調を改善するために、自然と工夫をするようになっていってからのようです。
若い時は、基本元気なので
不調があっても、食べて乗りきろう!
寝不足でも、何とか頑張ろう!
ジャンクフードでもなんでも来い!
という気力体力があって
体に優しいことをしようと思っても誘惑があって、
食生活を整えるのにかなり努力を必要としますが
歳を取ってくると「このまま行ったらまずい」
「こんなに食べられない」
「ちょっと体に優しいことをしよう」
と自然と思えるようになってきます。
おのずとジャンクフードで無理矢理乗り切るのではなく
本当に体が喜ぶものを、いいタイミングで欲するようになる気がします。
私はその境地まで、まだもう少し。
自然にしていて食生活が整い、健康でいられる。
最高ですよね。