コラム
column
『身体に良くなる』お菓子の食べ方【生活改善日記】657日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
生き物は、悪くない。
以前のブログで
「どうでもいい食べ物」について書きました。
「どうでもいい」というのは
食べても栄養がなく、老廃物や脂肪がたまるもの
という意味です。
スナック菓子、菓子パンなどのほか
お腹がいっぱいなのに食べるもの
味わわずに流し込むようなものも
「どうでもいい」感じですね。
過食の時は
どうでもいい食料とお金の無駄と分かっていても
食べても本当に満足するわけではないと分かっていても
苦しくて、本当は食べたいわけじゃなくても
食べずにいられない、破滅的な精神状態なのです。
単なるやけ食いや、ちょっとした罪悪感とは
質が違うのです。
最近、いわゆる「どうでもいい」ものを食べる(買う)時ふと
原材料の動植物に想いをはせます。
合成添加物は論外としても
「このパンの材料になっている小麦は
どうやって作られたのかなぁ。
農家の人が、気候を見ながら
汗水垂らして働いて、育てたはずだよね?」
「このおやつに入っている牛乳や卵は
牛や鶏が生んでくれるけれど
牛や鶏は一生懸命に生きているよね?」
生き物は、悪くない。
与えられた環境の中で、精一杯生きているはず。
私が「どうでもいい」と感じる理由のひとつは
『売れれば(体に悪くても)いいんでしょ』という
企業の考え方と
中毒になりそうな、体には良くないものを入れて
イメージ戦略で良さそうに見せている
…心が感じられないところです。
それでも、イメージ戦略にはまって
私も買って食べる時にはせめて
農家さんや動植物たちに
「ありがとう」と思いながら食べます。
…少しは体に良くなる気がします。