コラム
column
とらえ方を変えると
- 心の健康に関するコラム
- 2012.03.12
☆とらえ方の変化で☆
昨日、大学時代の友達とお茶して、改めて過去から今の状態を振り返ることができました!
摂食障害について。
最初は大きなショック・夢破れた挫折がきっかけで出た拒食。
大学受験の頑張りと重ね合わせて、食べないことも「頑張って」痩せた。
その後過食に。
食べると太る、でも食べることに異常な執着があり、頭から離れない。
病的であると認めたくない気持ちがあったので、自分も否定して人には隠したり我慢したり。
食べる自分が情けなく、許せない。でも止められない。
就職した後も、ストレスがあると毎日のように大食し、自己嫌悪。
痩せたいからと、エステや美容外科初め色々試した。それで「食べることや痩せることよりも、実は何か心の問題があるのではないか」と浮き彫りに。
うつが出て心療内科に通いながら、摂食障害の相談と治療も同時に進められると思った。
ヨガを始めていたので、ヨガをすると気持ちが落ち着いて、自然にストレス太りがある程度解消された。
心療内科でのカウンセリングの効果が上がり、病院には行かなくても何とか乗り切れる自信がついて病院を卒業。
フリーランスになった後も、過食は出て苦しい思いはしたけど、病院に行くほどではなくなっていった。
好きな仕事ができている幸せと、理解してくれる人の存在、人に安心して自分の気持ちを出しても大丈夫という経験を積んで精神的に無理をしなくなってきたことが大きかったと思う。
今も完璧ということはないけれど、少なくとも前のように「食べたからもうダメ。人にも会いたくない!白か黒か!もう絶対食べない!」という極端な精神状態になることはなく、冷静で客観的に自分を見つめて対処法を決めるし、そういうありのままの自分を人に話しています。
職業柄、多くの方に夢や希望を与えるため、「いいところ見せた方がいいよね~」と思うけれど、それによって無理をして自分を責めることもないし、希望を与える人間になることが生涯の生きがいでもあるので、自然とプラスにとらえてます。
本当に人のおかげです。私も恩返しをしたい。
同じ症状が出てもとらえ方で健康度が全く違うんだということを、現在と過去の自分を見ることで実感します。
今、何か悩みを抱えている方も、それはずっと続くことはない。自分は変われるし、その悩みのお陰で人の役に立てる自分になる。成長できる。ありがとうです。
無理しなくていいよ。自分を出していい。
幸せを願って。