コラム
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一歩引いた姿勢で首肩こり予防
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2011.12.22
☆一歩引いて☆
パソコンや携帯の画面を見ていると、吸い込まれるように顔が前に出ている。
人と話しているうちに、身を乗り出すというより顔が乗り出している。
そういった何気ない姿が鏡に映っていて見た時、
何気ない姿勢のまま写真を撮られた時、
自分の肩が丸まった老けた姿勢にがくぜんとする…。
老けた姿勢というだけでなく、肩や顔が前に出て猫背になると、肩コリや首こりにもなりますし、声が出しづらく呼吸も浅くなります。
疲れやすい姿勢のまま全力を出そうとすると、ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるようなもの。エネルギーロスです。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。
夢中になって視野が狭くなっているより一歩下がって全体を見て物事を俯瞰的に見ると、ゆとりを持って判断できます。
それは姿勢にもあてはめて考えられます。
顔が前に出て、首や肩に力が入って視界が狭く集中している状態は、息を詰めて焦って判断したりイライラしたりしがちです。
顔を一歩後ろに引くと、首の後ろが本来の長さになり、肩の力がストンと抜けて、胸がリラックスして広がり、視界が広がって、心持ちゆとりを持って判断できます。
姿勢はその人の心を表しますし、背筋の伸びた姿勢で「私は元気がなく落ち込んでいます…」とは言えない(説得力がない)ように、頭を一歩引いて全体を眺めるように見ることで、落ち着きと自信を取り戻すことができる可能性もあるのです。しかも凝りまで取れたら一石二鳥♪
そんなことを今楽しく心掛けていますo(^-^)o