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【ピラティスで肩こり防止】肩甲骨を下げて「体幹」にスイッチ!エクササイズ2選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.08.30
目次
【ピラティスで肩こり防止】肩甲骨を下げて「体幹」にスイッチ!エクササイズ2選【動画あり】
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
肩が凝りやすい・肩を痛めやすい人は、肩が上がりやすい=肩甲骨を下げる筋肉が弱い 傾向があります。
ピラティスで、肩甲骨を下げる筋肉を鍛えるエクササイズを行って、痛めにくい・凝りにくい肩を作る方法を2種類、ご紹介します。
●肩を痛めやすい人の筋肉の特徴
肩を痛めやすい人・凝りやすい人は、肩が容易に上がる傾向があり、肩を下げる筋肉が弱くなっていることがあります。
肩甲骨を下げる筋肉は、体幹を支えるインナーマッスルとつながっているので、肩甲骨を下げる筋肉を鍛えることで、体幹が安定し
肩以外のケガの予防や姿勢改善にも役立ちます。
それでは、肩を下げる筋肉を鍛える方法をご紹介します。
●雑巾を滑らせるエクササイズ
うつ伏せになり、タオルをぞうきんのように畳んですべりやすい床に置いて、ビートバンに手を置くように腕を伸ばして置きます。
肘を伸ばしたまま、タオルを前後に滑らせると、肩甲骨が頭の方とお尻の方へ動きます。
息を吐きながら、雑巾を手前に滑らせ、下へ押すようにすると、上体が持ち上がってきます。
お腹を凹ませてあごを引き、腰を守りながら行いましょう。息を吸いながら元に戻ります。
繰り返し練習します。肩を下げて、耳と肩を離すように行うのがポイントです。
●肩肘を着いてお尻を持ち上げるエクササイズ
次に、横向きに寝て、肩の真下に肘を置きます。膝は曲げて膝下を後ろへ置きます。
耳と肩を離し、わき腹は床から離すようにしておきます。
息を吐きながらお尻を持ち上げ、内ももから背骨、鼻先まで身体の中心ラインがまっすぐになるようにします。
息を吸いながら、ゆっくりと元に戻ります。
肩や手の力よりも、内ももや体幹周りに意識を向けながら行います。
常に耳と肩を離し、わき腹をまっすぐに保つことで、体幹と肩を下げる筋肉を鍛えることができます。
動画でチェックしてみましょう。
肩甲骨を下げることが、体幹を安定させ、腰や肩を守るのが分かるでしょうか。
どうぞ無理なく少しずつ実践して、体感してみて下さいね。
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