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【肩こり予防】肩甲骨を下げるコツ!ヨガポーズ3選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.09.03
目次
【肩こり予防】肩甲骨を下げるコツ!ヨガポーズ3選【動画あり】
こんにちは。美姿勢ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
ヨガをしている時も、していない普段の生活の中でも、肩が凝りやすい・痛めやすい・首周りが苦しいと感じることはありませんか?
今回は、その原因の一つである「知らないうちに肩を上げてしまうクセ」「肩を下げる筋肉と体幹の筋肉が弱くなっている」に気づき
ヨガポーズの中で修正しながら、筋肉を活性化して姿勢を改善する方法をご紹介します。
●肩こり・肩痛の原因~肩が上がりやすくなっていませんか?
少し緊張した時、荷物を持った時、スマホを持っている時など、ほんのちょっとしたことで肩が過剰に上がってしまう
無意識のクセを持っている方が多いです。
肩を上げているうちに、肩を下げる筋肉が弱くなってしまいます。すると、ヨガポーズの中でも、手で床を押すなど肩を下げる必要があるポーズでも、無意識だと下げることができず、肩が上がって首周りが苦しくなることがあります。
●肩が上がると、体幹の力が抜ける
肩が上がると、肩こりの筋肉が緊張して凝ってしまうというだけでなく、肩を下げる筋肉とつながりの深い体幹の筋肉の力も抜けやすくなるので、腰が反ったりするなど、姿勢が崩れる傾向があります。
体幹が安定せず、肩が上がった状態で、荷物を持ったり強い力を使ったりすると、肩を痛めやすくなります。
肩甲骨を下げ、体幹の力が入り安定した状態を作ることが、肩こり・肩痛の防止には欠かせません。
●ありがちなヨガポーズの間違いと、修正
それでは、ヨガポーズを3つ例にとって、肩が上がる間違いと、下げる修正をご紹介します。
・コブラのポーズ
うつ伏せから手で床を押して上体を持ち上げる「コブラのポーズ」
ここで、肩甲骨が頭に近づいてしまうと、首が詰まって苦しい体勢になります。
肩甲骨をお尻の方へ近づけながらポーズを取りましょう。
肩が前に巻き込んでしまうのも、ありがちな間違いです。肩幅を広く、そして下げながらポーズを取りましょう。
二の腕の筋肉が少しきついこともありますが、それでも肩のポジションを優先します。
・やさしいタツのポーズ
写真のポーズです。手で床を支えている方の肩を下げる筋肉の力が抜け、首がすくんでしまうのが、ありがちな間違いです。
手で床を押して、肩を下げ、首を長く保ちます。わき腹や鼠径部のストレッチをしっかりと効かせることができます。
・体側を伸ばす三角のポーズ
特に、肘で膝を支える方の下の腕の、肩甲骨を下げる力が抜けがちです。そうなると首がすくんで首周りが苦しく、体幹の力も抜けて
背骨が曲がりがちになります。
下の手で床を押す、または下の肘で膝を押し、背骨から首が長くまっすぐ伸びた状態を作りましょう。
その方が、かえって苦しさが少なくなります。
動画でチェックしてみましょう。
いかがでしたか?肩が上がる人は、無意識になっていることが多いので
レッスンに参加することで初めて気がつくこともあるでしょう。
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