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【前屈ストレッチ】身体にやさしいヨガ・正しい前屈のやり方|牛顔のポーズ・鶴のポーズ【動画付き】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.10.22
【前屈ストレッチ】身体にやさしいヨガ・正しい前屈のやり方|牛顔のポーズ・鶴のポーズ【動画付き】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
「前屈ストレッチ・ヨガポーズが柔らかくできるようになりたい」という理想を持って、ヨガやストレッチをしている方は多いことでしょう。
ただやみくもに前屈をしても、目的の筋肉が伸びないばかりか、やり方を間違えると腰を痛めることもあるので、注意が必要です。
今回は、正しく体に優しい前屈のやり方を、2種類のヨガポーズを例に挙げてご紹介します。
●牛顔のポーズ
写真左側のポーズが、牛顔のポーズです。この体勢から前屈をするポーズになります。
両足を上下に重ねて座っていますが、この体勢は、実は骨盤を比較的立てやすい姿勢です。
手を上下から後ろで組もうとしています。組むポイントは、両肘が時計の6時・12時の位置に来ることです。
また、前屈をする時に背中が丸まってしまうと、手が離れやすくなってしまうので、骨盤~背骨が「板」のようにまっすぐな状態で
股関節からドアを閉じるように、蝶番を意識して前傾していくことです。
●つるのポーズ
写真右側のポーズが、つるのポーズです。
鶴の長い脚や背骨をイメージさせる形です。こちらも大切なのは、股関節から「折り紙を折り目をつけてきれいに折るように」することです。
骨盤が後傾したり、背中が丸まったり、折り目がはっきりしない折り方は、腰椎を痛めることもあるので注意しましょう。
牛顔のポーズにも共通しますが、たくさん倒すよりも「折り目をはっきりさせること」
前傾は少しだけでもいいので、股関節から折る意識を持つことが大切です。
そのことで、腹筋背筋に力が入りやすくなり、体幹・腰を守ることができます。
脚の後ろ側やお尻の筋肉を伸ばし、前屈の柔軟性を高めることができます。
前屈が苦手と感じる原因は、ももの裏側とお尻の筋肉の硬さに寄ります。
背中を丸めるポーズではないので、背中の柔軟性はそこまで関係ありません。
動画でチェックしてみましょう。
いかがでしたか?たくさんではなく、少しでも正確に「折り目をつける」意識で、徐々に呼吸を深め、ストレッチを深めていってくださいね。
焦らずゆっくりです。
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