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【ヨガ】最後にお休み”シャバアーサナ”をする意味|瞑想・リラックス 【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.03.07
目次
【ヨガ】最後にお休み”シャバアーサナ”をする意味|瞑想・リラックス 【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
ヨガレッスンの最後に、必ず仰向け(シャバアーサナ)になってお休みする時間があります。
なぜいつも、何もせずお休みの時間があるのか、不思議に思ったことはありませんか?
今回は、ヨガでシャバアーサナの時間を取る意味や理由について、動画つきでご案内致します。
▼目次
① ヨガの瞑想·リラックス効果
② シャバアーサナと瞑想効果
③ シャバアーサナでリラックス効果
① ヨガの瞑想·リラックス効果
【瞑想】
ヨガは、様々なポーズを取る「体操」「体ほぐし」のイメージがあるかも知れません。
しかし、実はポーズを取りながら『今、ここ』の自分の心身の状態を観察する「瞑想」の時間でもあります。
ありのままの自分を観察するだけで、頭の中のざわざわしたストレスが静かになっていきます。
【リラックス】
ヨガは、様々なポーズを取りますが、ポーズそのもののストレッチ効果などで身体がゆるみ·ほぐれ·血流が良くなるだけでなく
ポーズという「刺激を心身に与えた後解放する」ことで、より心身のリラックス度合いが深まっていきます。
ポーズを取るだけでなく、ポーズを終えるごとに深まるリラックスを味わいたいものです。
② シャバアーサナと瞑想効果
シャバアーサナは、日本語名を「しかばねのポーズ」と言い、立派なポーズのひとつです。
ヨガは、ポーズを取りながら瞑想(心身の様子をありのまま観察する)ですから、シャバアーサナも例外ではありません。
仰向けで、しかばねのように脱力しながら
心身の内側や外側で起こっていることを、つぶさに観察していきます。
ぐっすり眠るのでもなく、また覚醒しているわけでもない中間の、潜在意識にもアクセスできる落ち着いた状態にあると言われています。
その結果、疲労回復を促し、冷静かつポジティブな気づきやひらめきが湧くこともあります。
この状態を利用したサンカルパ(宣言)目標達成瞑想法もあります。
③ シャバアーサナでリラックス効果
ヨガで、様々なポーズを終えた後、仰向けで寝転がると
脱力·リラックスが最大に深まった状態になります。
シャバアーサナは、心身がリラックスした状態をインプットする時間でもあります。
シャバアーサナは睡眠ではありませんが、睡眠に入る時(寝入りばな15分)の心身のリラックス·緊張状態は、睡眠時に形状記憶されると言われています。
緊張した状態が形状記憶されると、朝起きた時に筋肉痛になっていたり、肩が凝っていたり、頭痛がしたりすることもあります。
シャバアーサナは、ヨガでほぐれた心身の理想的な状態を、記憶させるのにいい時間です。
動画で見てみましょう。
いかがでしたか?
今までは、シャバアーサナは省いてもいい時間とイメージしていた方も
これらを意識することで、心身いっぱいにシャバアーサナの効果を味わい取り入れることができるでしょう。
■インストラクターによる他の動画を見る(Youtubeチャンネル)