コラム
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体内スキャンイメージ
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2012.03.07
うつぶせになってお腹を凹ませ、お腹を床から浮かせてみて下さい。
…手足で床を押したらダメですよ。
ピラティスのレッスンでよくするのですが…。
「そんなの贅肉が邪魔して物理的にムリ!」
という声が聞こえて来ます?!
そういう時に私が言うのが、
「物理的に無理なら、お腹の中を意識して、腹筋が床から浮くように凹ませてみて~」
です。
お腹の内側のどこに腹筋があって、どこからが脂肪なのか、実感することができますか?
ピラティスをするとそれが実感しやすくなり、結果姿勢を真っすぐ保ったり引き締めたりしやすくなります。
自分の贅肉がたまっている場所というのは、「どこにどう骨がついていて、筋肉がついていて、脂肪がどこから乗っているのか」という体感的イメージがしにくい場所とも言えます。
私の場合はお腹はイメージしやすいのですが、お尻~ももはあまり体感したことがありませんでした。
最初は解剖図を見ながら、自分の身体を触りながら、感覚と重ね合わせていく作業になります。
運動する時も、骨・筋肉・脂肪がどこにあってどう動かしているのかを全体にスキャンすると、局所的な力みが抜けて、引き締めにも効果的です。
意識ある所には脂肪はたまりにくいですから。
背中など、肋骨や肩甲骨が位置を意識してみては…。
私もお尻~もも周り、チャレンジしています。