コラム
column
伸ばす≠反らす
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2012.04.21
立つか仰向けで両手を組んで、伸びをしてみて下さい。
同時に両かかとも下に突き出します。
お腹が伸びて薄くなりますね。
形あるものが伸びるということは、ギターの弦に例えるとピンと強くなることでもあります。芯ができます。
人間の体はギターの弦に比べて立体的で厚みがありますから、胴体の前側・横側・後ろ側があります。
「伸びをする」と言った時に、「反る」イメージで動くことがよくあります。
普段デスクワークなど座り姿勢が長いと、どうしても体の前側が縮みますから、「伸び」をすると「反り」になります。それはそれで気持ちがいい。その時、腰は「縮んで」います。
では、胴体の前側・横側・後ろ側全てを伸ばしてみて下さい。
そうすると、背骨を伸ばし配列をキープする筋肉でお腹の奥は引き締まり、芯ができます。
お腹を伸ばしつつも、ゆるめない。
腰が反らないように下腹を引き締めて、腰を守る。
「伸ばしつつも張りを保つ」姿勢のキーポイントです。