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ヨガとピラティス★ストレッチの仕方の違い【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1668日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
ピラティスとヨガのストレッチの違い
写真のように、膝で立ってバンザイをして体側を伸ばすためには
体幹の力が必要です。
ピラティスでは、ストレッチをする時に
こうして体幹の力を使って、自力で体幹(体側)の長さを保ちつつ伸ばします。
『ピラティスは、重力に逆らう体幹エクササイズ』
と言えます。
一方このポーズはどうでしょう。
体幹は比較的リラックスをして
だらりと体重を横へ委ねています。
ヨガのストレッチは、体重を預けることで
受動的に伸びを深めることがよくあります。
そうではないストレッチポーズも多いですが
『ヨガは、重力を利用する体の使い方』をします。
ピラティスでは、こんな風にボールを使って転がして体側を伸ばすこともあります。
ボールの代わりに
「左手を置いている地面が水面だったら!」
と言うこともあります。
地面につっかえ棒を置くように手を置いて
地面に頼りきったのでは、体幹は使えません。
ヨガでは、地面に頼ることで
じっくり時間をかけて伸ばすポーズがよくあります。
その場合は、手も体幹も緊張を抜き
地面と一体になる(溶ける)ようにします。
伸ばし方の違い、面白いですね。