コラム
column
片側だけ腰が痛い、股関節が硬い(痛い)原因とは?【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1956日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
偏らないようにできている体のシステム
立っている時
重心が前のめりになると、背筋など体の後ろ側の筋肉が働き(収縮して固くなり)
重心が後ろによろけそうになると、腹筋など体の前側の筋肉が働き(収縮して固くなり)
結果として重心が真ん中に収まるように
常に体の筋肉が微調整しながら働いています。
歩く時は、片足ずつ交互に足を持ち上げますが
右足を上げると、右の骨盤が重みで下がらないように、右の腹筋背筋が働き(収縮して固くなり)
左のお尻が重みで左に押し出されないように、左のお尻の筋肉が働き(収縮して固くなり)
結果として骨盤が安定して足を運ぶことができます。
しかし、重心が左右偏るなど、偏った姿勢をクセにした生活をしていると
筋肉がアンバランスに使われて
ある筋肉は使われないためゆるんで弱く
ある筋肉は使われ過ぎて疲れて縮まって硬く
なってしまいます。
例えば、重心を右にかけて立ったり座ったりするクセがあると
●左の腰や股関節、右の内ももが硬く
●右の腰・尻や左の内ももは伸ばされて弱くなり
ひどい場合は痛みが出ます。
片側の腰が痛い、片側だけ股関節が硬く痛い原因のほとんどは
こうしたアンバランスな重心&筋肉の使い方にあります。
左右や前後で、筋肉の硬さや痛みに違いがありませんか?
見直すきっかけになれば幸いです。