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腸はストレスを吸収する。
- 食に関するコラム
- 2020.05.20
腸はストレスを吸収する。【生活改善日記】692日目
腸とストレスの話
腸は、食べ物を消化吸収するだけの器官ではありません。
その多様で重要な働きについて、近年どんどん分かってきています。
通称『幸せホルモン』・また神経を興奮させるホルモン・それを沈静させるホルモンと、その間に立ってバランスを調整する『セロトニン』は
9割が腸で作られています。
腸内細菌は、ストレスを吸収する働きがあることが、マウスの実験で明らかにされました。
腸内細菌を意図的になくしたマウスにストレスを与えると、腸内細菌がいるマウスよりも3倍ものストレスホルモンが出たというのです。
人間も、腸内細菌がストレスから健康を守ってくれている可能性が高い。
しかも、腸自身がストレスを調整するセロトニンを作っている。
また、腸壁を保護し、免疫を活性化するIgAという物質があるのですが
それは、ストレスによって減ってしまうことが分かっています。
ストレスが強くかかると、免疫が落ち
腸壁など体の粘膜が弱って、風邪や感染症にかかりやすくなってしまう、ということですね。
ストレスによって、腸壁も影響を受け
腸の働きが不調になることは、自覚がある方も多いのではないかと思います。
私が摂食障害だったころ、食べたものをとにかく早く体外に出すために、下剤を飲んだり
めちゃくちゃに食べたりしていました。
ストレスが強く、いくら下剤を飲んでもまったく出ない便秘になったこともよくありますし
そういう時は、精神的にも不安定でした。
食事と腸のリズムが整うと、精神的なストレスも減り(その逆もありますが)
体調が落ち着いてきたものです。
腸にいい食事や呼吸法、生活は、ストレスにもいい。
ストレスを減らして、腸から健康。
ヨガは、呼吸を深めること、リラックスすること、腸を刺激するポーズを行うことなどにより
腸内環境を整えるアプローチをします。
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