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関節がゆるいタイプ・締まっているタイプのメリット・デメリット!!【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1202日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
関節がもともとゆるい人、カチッとした人
体がもともと柔らかい人、硬い人は、やはりいるのでしょうか。
最近私が通っている柔道整復師さんは
「関節がゆるいタイプの人とそうでない人がいる」
と言います。
確かに、私がヨガレッスンで色々な人を見ていても、
初めてヨガをしてもハトのポーズが取れる人と、そうでない人がいます。

自分で何のストレッチもしていないのに、開脚が柔らかくできる人と
「体が硬くて痛いから、ストレッチは何もしていません。」という人がいます。
関節が硬い(周りの筋肉や靭帯などが締まっている)人から見ると
関節がゆるい人はストレッチが楽で、うらやましい(信じられない)と言いますが
関節がゆるいのも、いいことばかりではありません。
私は関節がゆるいタイプですが、
全ての関節・筋肉がゆるいわけではなくて、
一部の筋肉は硬くなっています。
それはなぜかと言うと、
足首のゆるさをカバーするために、すねの外側の筋肉が過剰に使われて硬くなっていたり
骨盤周りの筋肉のゆるさをカバーするために、股関節が硬くなっていたり
するからです。
そして、この硬さのアンバランスが『ケガ』につながります。
私が腰痛になったり、ねんざをしたり、足に負担がかかるのは
関節のゆるさからくるアンバランスが原因です。
私は、普通に歩いたり走ったり、ヨガのポーズを取ったりしても
骨盤が斜めになってしまうくらい、骨盤を支える筋肉や関節やゆるいのです。
だから、人よりも体幹の筋肉をしっかりと鍛えないと、ぐらぐらする骨盤を
安定して支えられないのです。→エアリアルヨガレッスンで、それに気づくことができます。

それを知らなかったので、陸上競技をしていた時は、腰痛をしょっちゅう起こしていました。
ずっと同じところがグラグラしていると、スプーン曲げと同じで、
そのうち折れてしまいます。
なので、関節がゆるいことは、いいことばかりではありません。
安定して体を支えるために必要な、筋力をつける必要があります。→ピラティス・エアリアルヨガレッスンが役立ちます。

逆に、関節周りが締まっている人は、ネジが締まった作品と同じで
とても安定しています。
ちょっとした運動や刺激にも、ぐらつくことはありません。
しかし、大きな衝撃や刺激には、しなりがないので
大けがにつながります。
だから、「ストレッチをした方がいい」と言うのですね。
