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「背骨の間が狭いですね」と言われたら…?ヨガとピラティスでできるアプローチ法
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2020.12.29
「背骨の間が狭いですね」と言われたら…?ヨガとピラティスでできるアプローチ法
こんにちは。ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
整形外科でできること
整形外科でレントゲンを撮って、背骨(腰椎)の間が狭まっていて
「これは年齢的なものだから、仕方ないですね。痛みも付き合っていくしかないです。
湿布を出しますから。痛みが我慢できなかったら、痛み止めも出しますからね。」
という医師のコメントをもらった経験はないでしょうか?
整形外科は、レントゲンやMRIなどを撮って、器質的な異常がないかどうか診断し
湿布で炎症をやわらげたり、痛み止めで痛みを抑えたり、ひどい場合は手術をしたりというアプローチをします。
「整形外科に行っても湿布が出て終わりだからな~」と、行くのをためらっている人も多いのではないでしょうか。
ヨガでしていること
一方ヨガでは、腰痛になった時の腰の筋肉は、非常に硬くなっていて
腰を縮める動作をすると痛みが増し、伸ばす動作をするとストレッチされて気持ちいいと感じることが多いです(椎間板ヘルニアは例外)。
ヨガでは、硬く縮こまった筋肉をゆるめ伸ばすストレッチやほぐしを行って、痛みを軽減し、本来の筋肉や骨格の位置状態を目指します。
少なくとも、自分でできる対策がある、こういうストレッチをすると和らぐ、気持ちいいということを知っていると、精神的にも落ち着くものです。
ピラティスでしていること
ピラティスでは、骨と骨の間を広げるための、インナーマッスルの使い方を練習します。
また、お腹を引き締めて、腰を守る「コルセット」…自前の筋肉のコルセットを作るエクササイズを行います。
コルセットをしていると、腰が安定して痛みが和らぎますが、コルセットに頼っているうちに、自前の筋肉は弱ってしまいます。
痛みの程度に合わせて無理のない強度から初めて、少しずつ自分の筋肉を育てていきます。
動画で説明しています。どうぞご覧ください。
私自身腰の骨同士が狭まる経験をしており、椎間板ヘルニアを治してきた経験もあります。
レッスンで体験してみたい方は、こちらをご覧ください。
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