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たくあんご飯から

  • 食に関するコラム
  • 2011.12.12

 

たくあんご飯。

 

 

日の丸弁当とか、のり弁とか、たくあん弁当とか、ごくシンプルなものが、貧しいとかお見せできない恥ずかしいというイメージがついて回っていたのですが、そうではなくなっています。

 

 

確かに見た目がオシャレで手の込んだ外食風の食事は、鮮やかで豊かなイメージがあるのですが、一人暮らしの今の私にとって、どんなにお金をかけても好きなものをいくら買おうとも、食べていて虚しさを感じることが多かったのです。

 

 

人から見てどう見えるかではなくて、たくあんご飯にみそ汁、納豆という食事をしている時が豊かな心になれるということに気づきました。

 

 

それは多分他のことにも言えて、人からどう見られるか、恥ずかしくないかということが大きく覆っているものだから、本当に自分の心がどう感じていて信念がどうなのか、ということが見えなくなってしまっていると、虚しさや焦りに襲われるのではないかな。

 

 

そのくもりガラスを拭くような作業が、ヨガであったり瞑想(歩きながら、お風呂に入りながら気づく)であったりします。

 

 

周りの人がとっても華やかでよく見える時があるかもしれないけれど、それはその人の一部ですし、それをそのまま自分にあてはめたとして本当に自分はそれで満足するのでしょうか?

 

 

というわけで、私は日々ガラスを磨きながらお仕事をしています。
一人でいるのも好きだけど、人の中にいると自分だけでは感じられない感動が生まれるので、それもいいです。

 

 

たくあんご飯から幸せに気づいたことでした。

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