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膝上のたるみ・膝痛を予防する!バランスポーズも決まる「美姿勢ヨガ」【動画付き】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.05.01
目次
膝上のたるみ・膝痛を予防する!バランスポーズも決まる「美姿勢ヨガ」【動画付き】
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
長時間立ったり歩いたりすると膝が痛くなる、膝上の肉がたるんでぐる、立ち木のポーズなどでバランスがグラグラする…
という方に共通の姿勢・筋肉の使い方の特徴があります。
今回は、膝痛や膝上のたるみを予防し、バランスポーズも安定する、おまけに美脚づくりにも関係する美姿勢ヨガをご紹介します。
●膝・股関節を伸ばし過ぎる「過伸展」
長時間立ったり歩いたりすると膝が痛くなる人、時々膝が「カクっ」とする人、片足立ちをすると外側に揺れる人
もしかすると、膝の関節を後ろに引きすぎて、伸ばし過ぎているかもしれません。
膝は当然前に曲げる関節ですが、腹筋やももの筋肉をゆるめて膝を伸ばしていると、膝が後ろまたは外側へ(О脚方向へ)反っていってしまうことがあります。
そのため、膝が痛くなったり、腹筋やももの筋肉で支えていないためバランスが不安定になったり、膝上の肉がたるんできたりします。
●膝の位置を正しくキープする方法
そこで、膝の位置を後ろや外へ引きすぎず、適度な正しい位置にキープする必要があります。
「過伸展」は「ロック」とも言われ、すぐには膝が曲げられない姿勢です。
ロックを解除し、曲げたい時にいつでもすぐ膝が曲げられる位置で伸ばして置くようにします。
さらに『膝頭をももの方へ引き上げる』意識で膝を伸ばすことがポイントです。膝上の肉を持ち上げるようなイメージです。
膝を後ろへ引くのではなく、膝頭を持ち上げる。それによって、膝の位置をキープする筋肉が使われ、過伸展も予防できます。
動画で確認してみましょう。
●立ち木のポーズでグラグラしないポイント
続いて、片足立ちのヨガ、立ち木のポーズのぐらぐらしない取り方をご紹介します。
立ち木のポーズでは、片膝を外に曲げて、足裏を軸足の内側につけますが、軸足が過伸展してしまい、反対脚の足裏に押されて外へたわんでしまうことで、軸足の外側に体重がかかってぐらつくパターンが多くみられます。
軸足の親指を床にしっかり押さえると同時に、膝頭をももの方へ持ち上げる伸ばし方で、膝の伸びすぎ「過伸展・ロック」をしないように気をつけましょう。
バランスが安定するだけでなく、ケガやО脚などのゆがみも防止します。
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