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【背骨の柔軟性アップ】初心者向け|ヨガ・ピラティスインストラクターおすすめ【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.12.08
目次
【背骨の柔軟性アップ】初心者向け|ヨガ・ピラティスインストラクターおすすめ【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
座り仕事、立ち仕事、運動不足などで、背骨周りが固まった感覚がすることはありませんか?
また、ヨガやストレッチをしようとしても、背骨がうまく動かず、ポーズが取れなかった経験はありませんか?
今回は、シンプルな背骨周りのストレッチを、正しくバランスよくできるように導き、ケガ無く柔軟性を高める方法を、動画つきでご案内します。
▼目次
① 基本的な背骨のストレッチ~キャットエクササイズ(ネコのビンヤサ)
② 背骨のストレッチで陥りがちな間違いとケガ
③ 背骨をバランスよく無理なくストレッチする方法
① 基本的な背骨のストレッチ~キャットエクササイズ(ネコのビンヤサ)
まずは、ヨガやピラティスに共通する、背骨周りの柔軟性を高める、基本的なストレッチをご紹介します。
ヨガでは「ネコのビンヤサ」、ピラティスでは「キャットエクササイズ」と言います。呼吸の仕方は様々なやり方がありますが、そのうちのひとつをご紹介します。
四つんばいになり、息を吐きながら背骨全体を丸め、おへそを中に凹ませるようにします。
息を吸いながら、背骨をまっすぐに戻します。
吐きながら、つむじと尾骨を上に向けるようにして、背骨全体を反らせます。
息を吸いながら、背骨をまっすぐに戻します。
繰り返し行うことで、背骨周りの柔軟性を高め、自分の筋肉の硬い部分と柔らかい部分を自覚することもできます。
② 背骨のストレッチで陥りがちな間違いとケガ
キャットエクササイズ(ネコのビンヤサ)をしようとした時に、ありがちな間違いをお伝えしておきます。
一般的に、私達の背骨は、上の方は丸まりやすく反りにくく、下の方は反りやすく丸まりにくくできています。
そのため、背骨をしっかり丸めようとすると、得意な部分(胸椎または頚椎部分)を思い切り丸め、腰椎部分は平らに近い状態になることが多いです。
また、背骨をしっかり反らせようとすると、得意な部分(腰椎部分)を重い気反らせ、胸椎部分は平らに近い状態になることが多いです。
頚椎は反りやすいので、胸椎が平らで頚椎が思い切り反ると、首の後ろ部分が詰まりやすく、痛みを感じることがあります。
このように、得意な部分を中心に反らせたり丸めたりという動きを繰り返すと、もともと柔らかい部分はさらに柔らかく、もともと硬い部分は硬いまま、その差が広がってしまうことがあります。
そうなると、スプーン曲げと同じで、ある一部分に負担が集中し、痛みやケガを引き起こす可能性が高まります。
ですから、得意な部分を少しセーブしながら、あまり動かない部分にフォーカスして柔軟性を高めることも必要です。
③ 背骨をバランスよく無理なくストレッチする方法
そこで、背骨を大まかに上下に2分割して、四つんばいになり
上半分を反らせたり丸めたりする練習と、下半分を反らせたり丸めたりする練習を行います。
特に、上半分を反らせる時には、手で床を押して、鎖骨や胸を開くようにします。
下半分を丸める時には、下腹を強く奥に引き込み、尾骨を下へ向ける意識を持ちます。
このように分割して繰り返すことで、まんべんなく柔軟性をたかめることができ、ケガや痛みを予防することができます。
いかがでしたか?
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