コラム

column

【初心者ヨガ】リンパの流れを良くするには?|セルフマッサージと運動の併用【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2022.01.16

【初心者ヨガ】リンパの流れを良くするには?|セルフマッサージと運動の併用【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

むくみや冷えを感じる方の中には「リンパの流れが悪いのかな?滞りを取りたい。」と思われる方もいると思います。

今回は、リンパの流れの仕組みと、流れを自分で促すためにできることを、ヨガのレッスンの中で行う方法でご紹介します。

 


▼目次

① リンパの流れとその仕組み

② 浅いリンパの流れを自分で促す方法

③ 深いリンパの流れを自分で促す方法


 

① リンパの流れとその仕組み

リンパの流れは、大きく分けて2種類あります。

・皮膚に近い浅い部分の流れ

・内臓に近い深い部分の流れ

 

リンパ液は、毛細血管から染み出した血液の成分の一部で、薄い透明な黄色をしています。

リンパ液が、体の隅々から老廃物を回収して、浅い部分のリンパ管に入り、流れて行って、今度は深い部分のリンパ管に吸い込まれて流れていき、心臓の方向へと戻っていきます。

 

リンパ管には、逆戻りしないように弁がついていますが、心臓のように押し出すようなポンプがないため、周りの動静脈の拍動や筋肉の動き、呼吸の動きに助けられてめぐっています。

血液は約1分間で全身を一周すると言われていますが、リンパの流れは1分間でせいぜい30㎝程度です。浅い部分の流れはもっと遅く、深い部分の流れはもっと速いと言われています。

 

それでは、老廃物を速やかに流すため、自分でリンパの流れを促し助ける方法には、何があるのでしょうか。

 

② 浅いリンパの流れを自分で促す方法

皮膚に近いリンパの流れは、手でやさしくさするだけで助けることができます。

体の末端から根元の方向に向かって、やさしくさすってみましょう。

ただし、浅いリンパの流れを促すだけでは、老廃物を心臓の方へ送る深い流れに乗せられないので、下記の方法を併用することがおすすめです。

 

③ 深いリンパの流れを自分で促す方法

筋肉や内臓に近いリンパの流れは、筋肉の動きによって促されるので、関節や筋肉を大きく動かすストレッチやウォーキング、深い呼吸をして血流を良くする運動をすることで、リンパの流れを助けることができます。

深いリンパの流れが良くなると、浅いリンパを吸い上げる力も高まるので、全体として老廃物の回収が早く進みます。

 

普段はヨガレッスンで、こういった話をしながらリンパマッサージをしたり、ストレッチやヨガのポーズを併用して行っています。

オンラインレッスンも承っています。→

▽▽スタジオレッスンはこちら▽▽

お問い合わせ・メッセージ