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冬季うつ病について。【生活改善日記】330日目

  • 食に関するコラム
  • 2019.07.24

 

「冬寒い時期は苦手なんです。

 

冬に閉じこもりがちになって、気分がうつっぽくなって。

 

仕事があるから何とか外出しますが、あとはやる気が出ない感じで。」

 

そういう方に、時たま出会います。

 

私自身も、夏の方が活動的で、冬寒かったり暗くなるのが早く明るくなるのが遅いと、夏よりかは不活発かもしれません。

 

冬季うつ病 というのが確かに存在します。

 

季節性感情障害 と言われています。

20~30代女性に多いそうです。

 

<冬季うつ病の症状>

  ●気分の落ち込み

  ●今まで楽しんできたことを楽しめない

  ●ぐったりとして疲れやすい

  ●活動量の低下

  ●食欲の亢進、特に甘いものが欲しくなる

  ●眠気が強く、睡眠時間が長くなる

 

冬季うつ病の原因は、日照時間の短さによるセロトニンとメラトニンのバランスが崩れることです。

 

精神の安定や満足感を与えるセロトニンは、光を浴びることで網膜の奥が刺激を受けて作られます。

 

セロトニンが足りないことで、それの生成のもととなるトリプトファンを摂ろうと、

糖分や炭水化物などの『甘いもの』が欲しくなるという説です。

 

<予防・改善方法>

  ●日光に当たる

  ●生活リズムを整える

  ●食生活バランスを整える(タンパク質・炭水化物・ビタミンB6・DHA/EPA)トリプトファンを摂る

  ●適度な運動をする

 

温かくして外に出て動いたり、家の中でも明るい照明の光を浴びるようにしたり、

生活リズムと食事のバランスに特に気を配ったり、ということでした。

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