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☆自分を出す☆

  • 心の健康に関するコラム
  • 2012.06.24

 

次に、私が心の病気になった原因でもある「自分の内面を出さないで、笑顔で穏やかにしていたり、内面を出すのが怖かったり、話すという表現方法が取れなかったりした」ことについてです。

 

 

★自分が気持ちを我慢して、肯定的に接していれば、相手は気持ち良くいられる。

★もしくは自分の本音の否定的・ネガティブな気持ちを出すと、相手が嫌な気持ちになるのではないかと思って怖い。拒否されるのではないか。

★自分も相手もOKで、適切に気持ちなどを表現する方法が分からない。

 

 

そういう理由で、内面を出せなかったので、私が病気になるまで深刻さに気づかれなかったり、ひずみが溜まって態度に現れたところを察知されて「そんなに嫌なら最初から言えよ。」と言われ人を困惑させたり人が去って行ったりしました。

 

 

私のコミュニケーション方法を訓練することや、自分で自分の本音を肯定的に認めること、相手も同じように認める訓練を、心の病気でカウンセリングをする中で積み重ねてきました。

 

 

元気になった今では、人がちょっと変化したかなと思ったら「今日はちょっと元気がないように見えるけれど、何かありましたか?」「今日は顔色がいいね、何かありましたか?」と、内面を察知して少しずつですが人に声をかけるまでになってきました。

 

 

それまで無表情だった人も、無理をしていた人、その一言で心が解れるようで、笑顔になったり安心して表現をしてくれたりします。

少しでも心が軽くなってくれたらお互いに嬉しいな、と思います。

 

 

病気を経験したことで、人が悩みを打ち明けてくれるようになったり、それに応えられるようになったり、役に立てることがあることが、喜びです。

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