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ストレッチのコツは感じる・味わう『右脳』【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】927日目

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2019.07.31

 

エクササイズコラムの監修のお仕事

 

ダイエットや快眠など

テーマに合わせてエクササイズをピックアップし

やり方や効果・理論等についてコラムを書くお仕事

2種類あって

 

私が書いた原稿と送った写真にほぼ忠実

編集者の方が見やすくまとめてくれるタイプ

私が描いたイラスト&メモやインタビュー等をもとに

ライターさん&イラストレーターさんが

文章&イラストを描き起こしてくれるタイプ

 

後者の場合

微妙な文章のニュアンスや細かいイラストの違い

書く(描く)人に伝わらないと

読者にも正しく伝わりません。

 

その細かい修正作業を

メールのやり取りで行いながら

『普段レッスンを受けていない人たちは

こういう風に考えるんだな』ということが

分かって、勉強になっています

 

最初の写真とのポーズの違い、何でしょう。

「ねじり三角のポーズ」と「三角のポーズ」でした。

 

リラックスしてストレッチをするために

 

そのやり取りの中で

ライターさんに聞かれた質問に

 

「このストレッチは何回やったらいいですか?」

「このストレッチは何秒くらいやった方がいいですか?」

 

というのがあります。

読者の皆さんの中にも、

そういう疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

 

その答えを言う前に、

脳のしくみについてヒントをお伝えしようと思います。

 

言葉と文字の左脳、五感の右脳

 

「このストレッチは10回を3セットやるって言ってたな。

1,2,3,4、、、10.

あれ、セット間はどれくらい空けたらいいんだろう?」

と、数えたり考えたりするのは『左脳』を使っています。

 

一方

「あいたたたっ

ストレッチ痛いなぁ~。

ふう~~。少し楽になってきた。

ポカポカ体が温かくなってきた。

気持ちいいなぁ~。」

と、感じているのは『右脳』を使っています。

 

数を数えるのに集中している時は

気持ちよさや温かみを感じることは難しいですし

気持ちよさに浸っている時は

数を数えたくもないものです。

 

数を数える方に意識が向くと、

体の感覚が薄れてしまうのです。

心地良いという体の声や感覚を

感じにくくなり、単調で単に

『目的のための合理的な時間』

になっていくわけです。

 

ストレッチは五感・右脳

 

お分かりのように

ストレッチ(ヨガも)は

考えるより感じる

左脳より右脳

ということになります。

 

何秒、何回、と左脳で体の感覚を薄れさせ

味気ないものにしてしまうよりも

体の声・感覚を信じて

リラックスに任せるようにします。

 

私のヨガのクラスでも

考えさせるよりも感じさせる

言葉かけを多くしています

 

「体の色はどうですか?

呼吸の深さや速さはいかがですか?

ホッとした感じ、脱力感、

血が巡る感じ、それまでとの変化を

味わってみましょう。」

等々。

 

あなたの体は

性能のいいコンピューターよりも

もっともっと素晴らしい感度と精密さを持った

五感認識力があります

 

それを研ぎ澄ませ、磨いて

ストレッチそれ自体を

味わい楽しんでいただけたら

と思います。

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