コラム
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運動神経を良くするには、呼吸の質を高めることから。【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1479日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
呼吸筋、使えてますか?
ヨガでもピラティスでも、最初に呼吸を意識する時間を取ることが多いのですが
そこで呼吸によって動く体の様子を観察していただきます。
人によって、呼吸で肋骨周りが動く人もいれば
ゆっくりお腹が動く人もいるし
肩がすぼまって、ほとんど何も動かない人もいますし
『動かそう』と思って一生懸命?首に力が入って肩が上下する人もいます。
リラックスした状態で、自然に呼吸をしている時
横隔膜や肋間筋など、呼吸に関わる筋肉がスムーズにスライドして動いて
胸やお腹周りが楽に伸び縮み動く場合は
腕や脚など全身の運動もしやすく、連動します。
しかし、呼吸に関わる筋肉が硬くなり、スムーズにスライドせず動きづらくなっている場合には、
上半身と下半身の動きもつながらず、ぎくしゃくした運動になりやすいです。
呼吸筋がスムーズに動くと、体の各部分の筋肉が引きつれるのを防止し
楽でダイナミックな連動した運動が可能になります。
運動神経を良くしたい、体のバランスを整えゆがみを取りたい
と思ったら、まず呼吸が滑らかにできているか、筋肉がリラックスして動いているか
そこがスタートです。