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「多めに買わないと不安」の心理~摂食障害の名残から
- 心の健康に関するコラム
- 2020.06.07
「多めに買わないと不安」の心理~摂食障害の名残から
●多めにないと不安
「冷蔵庫の中身が少なくなってくると、不安なの~」
と言う話を、以前人から聞いたことがあります。
当時私はまだ摂食障害の名残があって
冷蔵庫はほぼいつも空っぽでした。
というのも、何かストックがあると
『食べ物が、手を付けていない状態で、手に届く範囲にある』
ということに、気づいている状態に耐えられず
目の前から消えるまで、食べないと、気が済まなかったからです。
お腹が空いているからとか、そんなことは関係なくて
食べ物が目の前からなくならないと、精神が落ち着かない。
これは、摂食障害(過食)の特徴ですね。
最近は、冷蔵庫が空ということはなく
何かしらストックを残すことはできるようになりましたが
スーパーに行くと、多めに買わないと不安があります。
『これだけ買って、もし足りないと感じたらどうしよう』
と、漠然とした不安があって、多めに買うのです。
買占めをするほど極端ではありませんが(笑)
これも、摂食障害の名残の一つかな。
足りない、もっと食べたいと思うことへの不安。
摂食障害は、もっと食べたいと思う気持ちがほんの少しでも芽が出ると
あっという間に拡大し、手に負えなくなってしまいます。
その恐怖を毎日毎日味わっていたからです。
それで、結構作りすぎてしまうのですが
多分、徐々に適量が分かってきて
少なめに買う感覚、少なめに買っても大丈夫、安心という風に
これから変わっていくのだと思います。
私が摂食障害や心の病を乗り越えてきた過程は拙著
に詳しいです。よろしければご覧くださいね。
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