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お腹が引き締まる!肩や体幹も安定するエクササイズ【動画】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2020.06.09
お腹が引き締まる!肩や体幹も安定するエクササイズ【動画】
《お腹を引き締めるには、姿勢・体幹の安定から》
「肩を痛めやすい」「腰を痛めやすい」人と
「お腹がゆるんでいる」「お腹を引き締めたい」という人は、実はほぼイコールです。
なぜ、肩を痛めやすかったり、腰を痛めやすいのかというと、体幹の姿勢が安定しないからです。
本来は、腹筋など体幹の筋肉が、背骨や肩甲骨、骨盤の位置などが安定するように働いているのですが
お腹がゆるんでいて、体幹の筋肉がうまく機能していないと、かがんだり振り向いたりするなど、少し体勢を変えるだけでも
肩や腰回りに過剰な負担がかかってしまいます。そして、痛みが出やすくなるのです。
体幹の筋肉・姿勢を安定させる筋肉が働いていれば、少し運動したり不安定な体勢を取ったとしても、肩や腰回りの位置が安定しているので、ケガをせずにすみます。
電車やバスの中で立っている時、壁に寄り掛かったり、つり革に頼り切ったりして、姿勢が崩れることはありませんか?
それは、お腹の筋肉がゆるんでいる証拠です。お腹が出たり、たるんだりするのが気になる方は、このようにまっすぐ立っていられなかったり
物に寄り掛かったり頼ったりする傾向があります。
《動かずにお腹を引き締める!肘膝引っ張りエクササイズ》
それでは、姿勢を安定させる体幹のエクササイズで、お腹を引き締めてみましょう。
見た目は、何も動きがないエクササイズですが、実はそこがポイントです。
腹筋がゆるむと、たいていのエクササイズは姿勢を維持していられなくなるからです。
筋肉に力を入れて、姿勢の均衡を取りながら、体幹が動かないようにキープする。
それによって、お腹周りを引き締めることと、肩・腰回りを安定させてゆがみや痛みを防止する効果を、同時に得ることができます。
①骨盤から背骨を伸ばして座り、右ひざの外から右ひじをかけます。
②右ひざを下げ、右ひじは下げられないように引っ張ります。呼吸をしながら10秒。
休憩を入れて、3回繰り返しましょう。
③左側でも同様に行います。
すでに、肘と膝を掛けた時点で、姿勢を維持するために腹筋背筋が使われています。
さらに、引っ張り合いをすると、姿勢が動かないようにキープするために、より強く筋肉が使われ
姿勢や肩回りの位置を安定させる筋肉を鍛えられます。
実は、ヨガやピラティスでも同じ筋肉を使い、ポーズやエクササイズを行っています。
ヨガやピラティスを楽しみながら、自然と姿勢を安定させ、お腹を引き締めて肩や腰を安定させているのです。
《おわりに》
いかがでしたか? 椅子に座りながらでも、すぐにできるエクササイズです。どうぞお試しください。
と同時に、普段の生活でも、立っている時や座っている時に、寄り掛かる姿勢を取らず、できるだけ自力でまっすぐ体勢を維持できると
自然と体幹が鍛えられます。お腹の引き締めになります。
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