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【手足が冷える・脚がつる】毛細血管の話~寒い季節こそ大切な予防法【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.11.17

【手足が冷える・脚がつる】毛細血管の話~寒い季節こそ大切な予防法【動画あり】

 

こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

皆さんは、寒い季節に手足の先が冷えたり、足がつったりすることはありますか?

脚が一度つると、何度も同じ場所がつりやすくなることもあり、つらいものです。

寒い季節に手足の先がいったん冷えると、なかなか温かくならなくて困るのではないでしょうか。

今回は、冷え性や足のつりが起こる原因のひとつ「毛細血管の血流」について、血流を良くする方法も含めてお伝えします。

 


 

▼目次

① 冷え性・脚つりは「毛細血管の血流」から

② 毛細血管は「道路」と同じ

③ 毛細血管の血流を良くするために

 


 

① 冷え性・脚つりは「毛細血管の血流」から

手足の先の血管は、毛細血管です。また、ふくらはぎや足裏など、脚がつるのは、筋肉の部分です。筋肉を動かす要素には神経と筋肉があります。

神経の信号の伝達の不具合や、筋肉の血流の悪さがあると、足がつりやすくなります。

何らかの原因で毛細血管の血流が悪くなると、冷え性や足つりが起きやすくなります。

 

毛細血管の血流の悪さの原因には

・寒い

・緊張している(交感神経が優位)

・運動不足などで血管が退化している

等が挙げられます。今回は、毛細血管が退化することについて、下記に説明します。

 

② 毛細血管は「道路」と同じ

毛細血管は道路と同じです。

道路は車や歩行者を常に通していないと、道路は草が生えてきて傷んでしまいますが、毛細血管も、血液を常に流していないと、徐々に退化して短くなり、血液が通れなくなってしまいます。

逆に、血液を十分に流すことを繰り返していると、毛細血管が増え、道路が増えることになります。

ですから、冷え性や足つりを予防するためには、常に毛細血管に血液を流す工夫が必要になります。

 

③ 毛細血管の血流を良くするために

毛細血管の血流を良くするためには

・お風呂など温熱で温める

・さする、マッサージをして刺激する

・運動する

等が挙げられます。

 

温める、さするなどは外側からの刺激に寄りますが、運動は筋肉を動かし、肺や心臓を働かせ、自分自身のポンプを使って血液を流すことから、体自身が必然性を感じて毛細血管を作る作用が高まると考えられます。

手首足首を回す、歩く、手足の指先を動かす、ストレッチをする、など軽い運動から始めて、自分自身の力で血流が良くなる変化を感じてみましょう。

継続して運動をすることで、毛細血管が増え、冬の寒い季節を冷えにくく・つりにくい状態で乗り越える助けになります。

いかがでしたか?毛細血管の道路をイメージしながら、道路を整備するつもりで運動を続けてみて下さいね。

ヨガでは特に、リラックスして末端の血流を促す副交感神経を優位にします。

レッスンで体感してみたい方はこちらからどうぞ。

 

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