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がんばらない方がいい姿勢【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】53日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.29
こんにちは!ようこそ美姿勢レッスンへ。
時間に追われない生活は時にはいいものですね♪美宅玲子です。
「うちの母昔の人だから、病院で習ってきたけが予防のエクササイズを家でするんだけど
すごく肩に力を入れてがんばってやるの。
『そんなに力を入れなくてもいいよ、疲れちゃうよ』って言うんだけど、それでも
肩に力を入れて力まないとやった気にならないというか、頑張った感がないみたい。
根性とか忍耐とか、それが美徳の時代で育ったから、いい面もあるけど悪い面もあるのよね。
私は先生にヨガやピラティスを習って、余分なところの力を抜くということの大切さを実感しているから母にも言うんだけど。
あまり言って角が立つのもなんだしね。心配はしているんだけどね。」
というサークルのお客様。親思いです。
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力を入れて頑張った感がたくさんあっても、実際の体への効果は薄いどころか違う場所が凝ってしまうということがあります。
特に首・肩・背中は力みやすい部分です。
全身に力を入れたい人にとっては、肩の力が抜けて何かをするということが
物足りない感じ
心もとない感じ
不安な感じ
が付きまとうかもしれません。でも、本来それが普通です。
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余分な力を入れて何かをするということに慣れていると、それが
体の硬さを生み
コリを生み
不調を生んでいる
という例を多く見てきました。
頭は高く、
肩や腕はストンと下ろし、
脚や足はしがみつかず、リラックスしている
そんな姿勢が実は一番自然でいい姿勢かもしれません。