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完璧主義の人の心の不安定。
- 心の健康に関するコラム
- 2020.05.20
完璧主義の人の心の不安定。【心の姿勢美人への道~心のストレッチ】1323日目
完璧主義の人の見方
完璧主義の人は、自分や他人に
「こうあるべき」という理想を投影して
そうでない場合に落胆したり、イライラしたりします。
私は人に対しては寛容だと思っていたのですが
芸能人に理想像を抱くのに似ていて
よく知らない人に対して、理想的なイメージを抱く癖があったことに気づきました。
他人の芝は青い
というのも、人に対しては理想的なイメージを持ち
自分に対して厳しいからではないかと思います。
知り合いのインストラクターで、大手出版社から2冊出版もしている方が、言っていた言葉が印象的で覚えています。
「私のことを、とても良いイメージを持って来られるのって、嫌なの。」
本を読むと、その著者はこんな人だろうと
いいイメージを持つことがあります。
それで、彼女の所に来られるのが嫌だと。
「本では、すごく化粧もして写っているし
立派なことを書いているようだけど
私は聖人君子ではない」と言います。
おそらく彼女も、本を読んで彼女の所へ来る人も
完璧主義というか、理想像を抱きやすいのではないかと思います。
私はそんなに理想的な人ではない。
あの人は理想的な人だろう。
勝手に、完璧な人物像を描いて
それを前提に関わろうとするのは
場合によっては、完璧の押しつけになって
相手に圧迫感や違和感を与えてしまうことがあります。
自分が思い描いていた理想像と違って
相手に勝手に落胆したり
それでもなお、理想を投影しようとしたり。
それは、相手を見ていなくて
自分の理想を見ようとしているので
噛み合いません。心が不安定です。
人に期待すること
この人は本当は良い人だからと、信じることと
盲信することとはまた、違う気がします。
理想を持つのはいいことだと思うけれど
現実の人や自分をそのまま見る勇気もまた、心の健康と安定につながると思います。
私は、心の病を克服した経験を役立てるため、上級心理カウンセラーの資格を取りました。
カウンセリングをもとに最適なヨガ・ピラティスなどのエクササイズも提供するプライベートレッスンも承っています。
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